《ブラジル》ボルソナロ大統領=隔離終了を放送で訴える=最高裁が即座に差し止め=クロロキン問題にも固執 2020年4月10日 ボルソナロ大統領は8日の政見放送で、州知事たちが行っている新型コロナウイルス対策の外出自粛令(クアレンテーナ)を批判し、仕事に戻れと呼びかけた。だがその直後、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス判事が、隔離政策差し止めを禁じる司法判断を出した。 大統領は、まだ試験段階のクロロキンとその発展系のヒドロキシクロロキンを初期段階のコロナ罹患者に服用させることにも言及したが、処方が認められるかは未知数だ。8日付現地サイトが報じている。 ボルソナロ大統領は20時30分からの政見放送で、「各州が行っている隔離への取り組みは尊重するが、それによって生じる損害は州の責任であり、連邦政府のものではない。国民の多くが職場に戻りたいことは承知している」と話した。 ダッタフォーリャの最新の