今月初め、熱海市で大規模な土砂崩れが起き、多くの住宅などが流される大惨事となった。土砂崩れの原因は宅地造成のため木を伐採し盛り土がされたことや大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設のために山林が伐採されたことだとされる。 再生可能エネルギーを促進する動きの中、メガソーラーによる環境破壊は各地で問題になっている。小泉環境相は住宅やビルに太陽光パネルの設置を義務付けるべきだと発言したが、台風や大雨の多い日本でどこまでそれができるのだろう。また山が削られ、林が伐採されてメガソーラーが設置されれば、このような大規模な災害や自然破壊につながる可能性もある。 日本では大雨被害が相次いだが、前例のない熱波に襲われているのが北米である。米国カリフォルニア州からワシントン州、さらにカナダのブリティッシュ・コロンビア州周辺、その上の北極圏と、広い範囲で高温警報が出され、涼しいイメージのカナダで例年の気温を20