災害が起きた際の避難所運営を効率化する顔認証システムの実証実験がありました。 NTTドコモが開発したAIを使った顔認証システムは、事前に顔の画像データと個人情報を登録しておくことで、瞬時に避難所の受け付けを済ませることができます。 去年の熊本豪雨で被災した八代市では、職員が多くの避難者の把握に追われるなど課題が出ました。このシステムでは、遠く離れていても避難状況がリアルタイムで共有できるほか、接触せずに体温測定することも可能で新型コロナ対策としても期待されています。 八代市とNTTドコモは避難所でのシステム導入に向けて今後も検討を進めていくと話しています。