そして、スウェーデンの移民政策は大転換し、原子力発電所新規建設と再稼働はエネルギー政策の中心に添えられ、「スウェーデンの文化」をもっと行き渡らせるような文化政策がとられる。昨日、右派陣営が発表した今後の政権運営に関する合意の大枠は、ざっとそんな内容だ。 17世紀に建設されたティード城に閉じこもって交渉が行われたことから「ティード合意」と呼ばれることになった今回の新政権の大枠合意では、極右政党のスウェーデン民主党は大臣のポストを得ることはなかったが、その代わりに移民政策や犯罪取締り、文化政策などの分野で、政策の決定に大きな影響力を持つことになった。 (右派連合政権による新しいスウェーデンはこんな感じだ) swelog.miraioffice.com ティード合意は、今日15日(土)に正式提案が行われて、月曜日に穏健党党首のウルフ・クリステルソンを首相として選出するかどうかの投票が国会で行われ