Office 2007では、ユーザーがよく使うツールなどをウィンドウ上部に並べた「リボン・インターフェイス」が導入された。この新しいユーザー・インターフェイス(UI)では、現在利用可能なツールが大きなアイコンで常に画面上に表示されているので、目的のツールを探しやすくなっている。また、ツールのグループに応じて表示が切り替わるので、余計なツール・アイコンがツール・バー上に数多く並んでいて分かりづらいといった問題も解消している(ただし状況に応じてツールの内容が動的に切り替わるので、リボン以前のUIに慣れたユーザーにとっては、最初は使いにくく感じることもあるが)。 このリボン・インターフェイスはその後のOffice 2010でも使われているほか、Windows 7付属のペイントやワードパッド・アクセサリでも採用されている。また、Windows Liveソフトウェアでも全面的に採用されている。 TI