27日は中野の光座に唐組の久保井研が出演している新転位21の「黙る女」を観に行く。あとは一連の大学内の問題でタフな会議続き。それから、文化庁の芸術文化振興会などの文化助成の実績報告書作りや来年度の申請書作りに追われる。これをやっているとストレスがたまる。 演劇/映画/美術/音楽といったあらゆる領域で国家による文化助成が行われており、演劇だけでも数十億円に及ぶ国費が使われている。そして、きわめて多数の演劇公演がここから助成金を受け取っているからだ。だが、これを受け取るためには一年のこの時期に次年度の予算計画を提出しなくてはならない。そして、助成金の額は予算総額の1/2まで、そして自己負担金(つまり赤字)の範囲内でなければならない(実際には赤字分全部ではなくそこにまた60%程度をかけた金額が助成額となる)。そして、実績報告書ではこの総予算額とだいたい同じ(80%まで)になっていなければならない