連日の暑さで、熱中症の疑いで病院に搬送される人が急増し、亡くなる人も相次いでいます。熱中症予防の対策として、こまめな水分補給は大切です。しかし、同時に「水中毒」にも気をつける必要があります。 熱中症などに詳しい吉田勝明医師によりますと、「水中毒」とは水を飲みすぎることで引き起こされる体調不良のことです。 体のだるさや吐き気、めまいなどの症状が出て、ひどい場合には意識がなくなったり呼吸困難に陥ったりして命の危険にもつながるということです。 血液中には一定の塩分が必要ですが、汗をかくなどして体から水分や塩分が失われた後、一度に大量の水を飲むと血液の塩分濃度が下がります。 塩分に含まれるナトリウムは、体内の水分を適切な状態に調節したり神経や筋肉を正常に機能させたりする役割を担っているため、塩分濃度が下がりすぎると、「水中毒」の症状が出るおそれがあるということです。 吉田医師によりますと、学校など
「えびせんみたい」「チョコの香り?」-。将来の食料危機を救うかもしれない食材として「昆虫食」に注目が集まっている。高タンパク質で栄養価が高いが、問題は食べることへの抵抗感。「ゲテモノ食い」のブームで終わらせないために、さまざまな取り組みが各地で進む。(金 慶順) 今夏、篠山東雲高校(兵庫県丹波篠山市福住)の教室に4種類の粉末が並べられた。生徒たちが恐る恐るにおいをかぐ。 「コオロギ、カナブン、イナゴ、イモムシをすりつぶした粉です」 東大阪大学短期大学部の実践食物学科長、松井欣也教授(62)がさらりと紹介した。「カナブンは近所で捕まえて、洗って乾かし、丸ごとつぶして粉にしました」。イモムシやコオロギ粉は市販の製品という。 生徒はクッキー生地に薄茶色や緑がかった灰色の昆虫粉を混ぜ、オーブンで焼き上げた。いざ実食すると…。 イモムシは「抹茶のクッキーみたい」、イナゴは「香ばしい」、カナブンとコオ
政府は今秋からスタートするIT(情報技術)システムのクラウド化をめぐり、人事・給与や文書管理など各省共通の基盤システムを米アマゾン・ドット・コム傘下のクラウド企業に発注する調整に入った。整備・運用にかかる費用は2026年度までで300億円を超える見通しだ。政府は各省庁のシステムについて4~8年で原則クラウドにする方針を打ち出している。コストの大幅減と、最新のデジタル技術の取り込みにつなげるためだ。自前で管理する手間が減り、人員の効率的な配置など生産性の向上も見込める。【関連記事】霞が関、欧米とは周回遅れ 2020年から全面クラウド化全省庁に20年秋からクラウド 安保に配慮し採用国産クラウド終わりの始まり NTTコム撤退の深層最初の大型案件となる基盤システムで、政府はアマゾン傘下の米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の仕様を前提に制度設計を始めた。発注先として今春、正式決定する。クラウド業
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