新年度が始まる前に入社等で証明写真ボックスを利用する人も多いだろう。写真館に行って撮るのが当たり前だった70年ほど前に、今の証明写真ボックスに近い自動撮影システムを作り、商業化した人物がいる。ゴジラやウルトラマンで知られる特撮の父、円谷英二監督だ。開発の背景を探るべく監督の故郷、福島県須賀川市を訪れた。須賀川駅の改札を出ると至る所にウルトラマンシリーズに出てくるキャラクターのモニュメントが置かれ
画像生成AIサービスの「Midjourney」に3月12日、新機能「Creative Reference」が追加。1枚の画像から特徴を引き継いだ画像を生成できるようになり、同じキャラクターに別のポーズをとらせるなど様々な画像を作れるようになりました。これまで画像生成AI「Stable Diffusion」などで同じキャラクターの画像を作るには「LoRA」という追加学習をするのが一般的でしたが、それが必要ないため、キャラクターの再現が劇的に簡単になってきました。 画像1枚で“似た顔” Midjourneyの新機能「Creative Reference」 使い方は、MidjourneyのDiscordに画像をアップロードして、「Creative reference」のタグ(cref)をつけてプロンプトを入力するだけ。CW 0〜100までのパラメーターがあり、0だと顔だけが共通になり、あとは数字
「インプレゾンビ」をご存じだろうか。インプレゾンビとは「インプレッションゾンビ」の略称で、X(旧Twitter)などのSNSにおいて、ポスト(投稿)の表示回数を稼ぎたいアカウントを指す。バズったポストのリプライや「トレンド」のタイムラインに現れ、人気のポストを丸ごとコピーした投稿などを行う。中身が何もないインプレゾンビのせいで、確認したいリプライやトレンドの元の投稿が埋もれてしまう。 インプレゾンビは、勢いよくバズったポストにわらわらと湧いてリプライする。一言だけ返信するゾンビもいれば、ポストの内容をまとめたような文章、全く関係ない画像や動画を返信するゾンビもいる。そのほとんどは、自動化されたbotアカウントである。生成AIで文章を返信するアカウントもいるため、あるユーザーが試しに「今日の夕食の献立とレシピを考えて」とリプライすると、丁寧にレシピを回答したケースがあるようだ。 この迷惑至極
鈴木俊一財務相は22日の参院財政金融委員会で、過去に「高齢者は集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」と発言した経済学者・成田悠輔氏の財務省広報誌への起用が問題視されたことを受け、内閣広報室が18日付で各省庁に、広報活動における人選などの慎重な検討を求めたと明らかにした。鈴木氏は「発言は常識的に考えて全く不適切だ」と改めて強調した。立憲民主党の勝部賢志氏への答弁。 成田氏の発言を巡っては、岸田文雄首相が15日の参院予算委で「極めて不適切な発言ではないかと感じている」と答弁。財務省が2023年7月に発行した広報誌に成田氏と同省職員の対談記事が掲載されたことについては「起用の経緯は承知していないが、(適切か)確認した上で判断する」と述べていた。 財務省幹部は15日の参院予算委で、成田氏の起用理由を「発信力を有し、経済に関する見識と実績を持つ」などと説明していた。鈴木氏は22日の財政金融委で
書類の一部だけを照らす光 NHKスペシャルで、書類にこんなふうに光が当たっているのをよく見る。 「NHK 大川原化工機」の Google 画像検索結果のキャプチャ NHKが手に入れた書類にスポットライトを当てて、重要な行や単語だけを分かりやすいようにするのが典型だ。その他、暗闇の中に書類そのものをぼんやりと浮かびあがらせるやり方もある。 これを真似したいなあと思っていた。「盆踊り大会のお知らせ」のようななんでもない文書でも、こうやって照らせばなにか重大な資料みたいに見えないだろうか。 どうやって照らすか しかし問題がひとつある。これそもそもどうやって光を当ててるんだろうか。まずはシンプルに、書類に帯状に光を当てるやり方を試してみたい。 そのためにこんな方法を考えてみた。 照らしたい紙の上に透明の板を浮かべ、そこに光のスキマを作るための紙を置いて、全体を上から照らすのだ。 スマホのライトで照
社会運動の視点から「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」をレビュー。警察への抵抗から公共空間の模索,ジェントリフィケーションまで 編集部:町田 ※本稿には,物語の結末を含む重大なネタバレが含まれます。 「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」(PC/Nintendo Switch)――なんの事前情報も確認していない人が,このタイトルを知ったらどんなゲームを想像するだろうか。スナフキンが主人公なのは,まあその通りだ。そして舞台はきっとムーミン谷。それも正解である。では何をするゲームか? ……スナフキンがムーミン谷の住民たちと交流をするゲーム? それも,間違いではない。だが主題は違う。本作は,プレイヤーがスナフキンとなって,「ムーミン谷の再開発に抵抗していく物語」なのである。 ゲームはスナフキンが冬の旅から帰ってきたところから始まる。ムーミントロールと「橋で再会しよう」と約束していたスナフキンは,わ
以前、当サイトで取材した野ばら社が出版していた『児童年鑑』。 子供向けの統計年鑑だが、そこに掲載されている絵地図がめちゃくちゃよいので、紹介したい。 『児童年鑑』の絵地図とは 野ばら社に限らず、戦前から戦後の一時期までは、各出版社が「年鑑」という書籍を毎年発行していた。 なかでも野ばら社の『児童年鑑』はかなりの人気があり、野ばら社の経営を支えたといわれる。 筆者所有の野ばら社の児童向け年鑑 その児童向け年鑑の中に、各地の特産品や名物名所などを書き込んだカラーベージの絵地図があるのだが、ぼくはこの絵地図が大好きで、以前も記事内でいくつか紹介した。 こんな感じの絵地図が地域ごとに掲載されている この、児童年鑑の絵地図だが、野ばら社は現在、絵地図の部分だけを復刻して印刷し、イベントや通販で販売している。 先日行われたイベントで、そのなかのいくつかを購入したのだが、どれもめちゃくちゃおもしろい。
芳文社の4コママンガ誌「まんがタイムきらら」が11月に独立創刊20周年を迎えた。1990年代後半頃から注目を集め始めた“萌え系4コマ”を初めて専門的に扱ったマンガ誌で、1981年創刊のファミリー向け4コママンガ誌「まんがタイム」の増刊として2002年5月に誕生し、2003年11月に独立創刊した。「まんがタイムきららキャラット」「まんがタイムきららMAX」などの姉妹誌も誕生し、「ひだまりスケッチ」「けいおん!」「ご注文はうさぎですか?」「ぼっち・ざ・ろっく!」など“きらら系”とも呼ばれる数々のヒット作を送り出してきた。「けいおん!」「ぼっち・ざ・ろっく!」のようにアニメ化をきっかけに社会現象になった作品もあり、10月からは大熊らすこさんの「星屑テレパス」のテレビアニメがTOKYO MXほかで放送されている。「きらら」が20年以上愛され続けている理由とは? 同誌編集部の末永雅弘さん、大熊さん、
お客様の設定により、お客様情報が「非表示」となっております。お客様情報を表示するにはdアカウントでログインしてください。 お客様情報表示についてへ お客様情報表示についてへ Tweet 「FOMA」および「iモード」のサービス終了に関するお知らせ <2024年3月21日> 株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、第3世代移動通信方式(3G)の「FOMA®」および携帯電話からインターネットやメールを利用できるサービス「iモード®」を、ご案内のとおり2026年3月31日(火曜)に終了いたします。 「FOMA」および「iモード」サービスの終了に伴い、「FOMA」契約のお客さまが引き続きドコモをご利用いただく場合は、4Gや5Gに対応した料金プラン、機種やサービスに変更する必要がありますので、ご検討をお願いいたします。 また、4Gに対応した機種においてもVoLTE非対応機種は音声通話がご利用いただけ
「20世紀以降は『社会規範から外れた人』の定義が広がります。そして現代では、かつては社会に許容されていた人でも、精神科医療を受けないと生きていけない時代になってきたわけです」(熊代 亨氏) 「自己家畜化」という言葉をご存じだろうか。これは生物が進化の過程でより群れやすく、より協力しやすく、より人懐こくなるような性質に変わっていく現象を指す。 イヌやネコがその代表例だが、進化生物学の研究では人間も自己家畜化をしており、そのおかげで今日のような高度な文明社会を築くことができたという。 しかし、高度に複雑化した現代社会において、すべての人間がその変化に適応できているわけではない。厚生労働省の調査では、今や20人に1人がなんらかの精神疾患の治療を受けているという。 この状況をどうとらえるべきか、精神科医であり『人間はどこまで家畜か 現代人の精神構造』の著者である、熊代亨(くましろ・とおる)氏に話を
「インディーアニメ」という言葉がまだなかった 2000年代より 「自主制作アニメ」を舞台に 精力的な活動を続けてきた “インディーアニメの先駆け”塚原重義が、 ついに銀幕へ勇躍する――! 構想から10年…2度のクラウドファンディングを経て 紆余曲折の末に完成した『クラユカバ』が、 ファンタジア国際映画祭長編アニメーション部門 【観客賞・金賞】の 快挙を達成、 ついに日本凱旋公開へ…! 主演は今「最もチケットの取れない講談師」神田伯山。 初主演作品となったその演技にも注目だ。 そして『クラユカバ』が紡いだ“縁えにし”――。 成田良悟⦅『バッカーノ!』『デュラララ!!』 (電撃文庫/KADOKAWA刊)⦆が 描き下ろしたスピンオフ小説を原案とする 映画『クラメルカガリ』の同時公開も決定! 個性豊かな面々がひしめく風変わりな町、 そこで暮らす少女の青春群像劇が、 色彩豊かに活写される…。 過ぎし
president.jp リンク先の文章は、拙著『人間はどこまで家畜か』を一部引用しつつ、ひとまとまりの読み物として再編成しプレジデントオンラインさんに載せていただいたものだ。私たちは資本主義にいいように飼い馴らされ、その資本主義をますます充実させるための資本の乗り物、それか家畜として使役されちゃっていませんか? といった話が中心になっている。 だが、現代人のマインドに根を下ろし、現代人をいいように飼い馴らし、現代人を動機づけている思想は資本主義だけでもあるまい。 ぜんぶ挙げようとするときりがないが、『人間はどこまで家畜か』では、現代人を飼い馴らす思想として、資本主義に加えて個人主義と社会契約、それから功利主義を挙げている。思想などという実体のないものに何ほどの力があるのか? と疑う人もいらっしゃるだろうし、そうした思想をつくりだしたホッブズやルソーやベンサムといった思想家の重要性は実感し
お前らは食べ放題のよろこびを忘れてしまった。ああ、なんと悲しいことだろう。 思い出せ、食べ放題のよろこびを。食べが放題なのだ。何をいくら食っても良い。いくらばかり食っても良いし、肉ばっか食っても良い。その喜びをお前は忘れてしまった。 原因はわからない。きっと加齢だとは思う。胃が弱り、ガツガツするのをみっともないと思うようになり、アブラを受け付けなくなり、鶏肉とブロッコリーを蒸したやつしか食わなくなり、そしてお前らは食べ放題のよろこびを忘れた。 思い出してほしい、小学校6年生。サッカーか?野球でもいい。スイミングでもいい。運動会というパターンもあるだろう。なんでもいいが、試合の終わり、打ち上げですたみな太郎に連れて行ってもらった日のことを思い出せ。そういう記憶が無いなら脳内で捏造してもらっても構わない。 まずお前らはすたみな太郎の席につく。土曜日、ランチ。値段は2580円くらいだろうか?子供
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