はてな村にはいろいろな獣が出て、人を襲うと言われています。今日もカラス・モヒカン・野犬・ゴリラといった連中が村内を徘徊しては、いたいけな犠牲者を食い物にしようと目をギラギラさせています。寒冷地域には白熊や鯱も出るらしく、凶暴な奴らを退治せんと討伐団が形成されることもあるようです。 もちろん、村民達もケダモノどもを放っておいているわけではありません。獣が出たら窓の鎧戸を閉ざしたり、陰から猟銃で狙撃したりと対策には余念がありません。数の鬱陶しいカラスやイナゴに対しても、枝豆畑に目玉をつるしてみたり、ヘリコプターから殺虫剤を散布してみたり、いろいろ頑張っているようです。獣に襲われた時にも、「私は凶暴な獣に襲われています!ほらみてください!獣たちはこんなに凶暴なんです!」と絶叫すればすぐに村人が集まってきて、暴悪な侵入者に武器を持って立ち上がります。 一方、はてな村には狼少年も住んでいるようです。