京急電鉄(東京都港区)は3日、約530人の全駅員を対象に、笑顔の完成度を測る「スマイルスキャン」を導入する。出勤時や窓口業務前にカメラに向かって笑顔をつくり、専用パソコンで判定する。 目や口の開き方、しわの形などから「笑顔度」は0~100%まである。数値が低いと「だいぶ硬いぞ」「口角をもっと上げる」の表示も。判定ソフトは精密機器メーカー、オムロン(京都市)が開発した。 最高の笑顔は印刷して忘れないように持ち歩く。「お客さまに気持ちよく鉄道を利用してほしい」と同社。接客サービス向上で乗客の笑顔度もアップ? 【高橋直純】