photo by saschaaa LinuxにおいてTIME_WAITなコネクションを減らす手法としてnet.ipv4.tcp_tw_recycle=1にするテクニックは有名です。 しかし環境によってはSoftBankに限らず問題が起きるため、利用には注意が必要です。 一体どのような問題が起きるのか、詳細に解説されたブログを見つけたので紹介します。 検証記事 記事1 kernel: TCP: time wait bucket table overflow の解消とTIME_WAITを減らすチューニングという記事では次の言及がされています。(抜粋) サーバ側で net.ipv4.tcp_tw_recycle が有効で、クライアント側でTCPのタイムスタンプオプションが有効(Linuxの場合net.ipv4.tcp_timestamps = 1)だと、NAT/LBを超えたときにSYNを落とし