楽天は7日、インターネットを使って政治家に個人献金ができる政治参加啓発サイト「LOVE JAPAN」を27日から始める、と発表した。 楽天と政治家の資金管理団体との間でサービス参加契約が結ばれると、同社が開設したサイト(http://seiji.rakuten.co.jp/)に、その政治家あての「献金ボタン」が現れる仕組み。千円から最高150万円(政治資金規正法の個人献金の上限)の範囲で受け付けるが、本人確認ができるようクレジットカード決済に限る。 献金1件あたりの利用料を「献金額の5.25%+105円」と設定。これは政治家側の負担で、カード会社とサイト運営者に分配される。 一方、政治家は(1)現職の衆院議員及び参院議員(2)政党助成法の要件を満たす政党に所属し、国政選挙の候補者となることが確実視される人に絞る。 ネット献金をめぐっては、自民、民主両党の有志議員が6月に普及を提言し