石油もアルミも焦点じゃない。「グロス・ドイッチュラント2」に見る,阿部隆史的第二次世界大戦 編集部:Guevarista ジェネラル・サポート 代表取締役 阿部隆史氏 発売から半年が過ぎた現在も,アップデートパッチでプレイバランスの改善が意欲的に続けられている,戦略級ストラテジー「グロス・ドイッチュラント2」(以下,GD2)。この秋には新しいグランドキャンペーンシナリオまで追加されたわけだが,プレイヤー諸兄諸姉の多くはすでに,手強くなったソ連相手の生存闘争を満喫していると思う。 このゲームの持つ深みはゲーム自身に語ってもらうとして,今回はその深みの源泉たる,ゲームデザイナーの阿部隆史氏に再度ご登場願い,GD2に盛り込まれた,第二次世界大戦の意外な真実について語ってもらった。 対空兵器と航空機のコスト比較,ドイツから見た石油資源の問題,当時における戦車の価値など,第二次世界大戦に詳しい人にと
お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法 おやや?っと思って買ったら、 著者は元熊野寮生だった。 たまたま知り合った友達の友達の友達が熊野寮生で、誘われて遊びに行ったら 夏は蝉時雨、冬はセントラルヒーティング。 快適だった。 ボロかったけど、しっかりした頑丈な建物だった。 入り浸っていた。 phaさんが書いているところの「綺麗めの京大生」なんてのは、まだ生態系に現れてくる前の時代だった。 それでも、もうそろそろ息苦しいシステムが整いだしていた。 phaさんは熊野寮での思い出を記す。 「僕はあの寮で生まれて初めて他人と遊んでいて楽しいと思ったような気がする」 ここを読んだとき、断崖絶壁を見下ろしているようで、立ちすくんだ。 確か、 熊野寮、吉田寮と西部講堂は「治外法権」だと聞いたことがある。 phaさんは、 「治外法権」の場所に来て、 漸く、 「他人と遊んで楽しいと思った」経験が
中澤系『uta 0001.txt』(2004) 「とおからぬ日」と「きたるべき春」。いずれも、近い未来を、確信を持って予測する時に使う言葉だ。しかも、それと巡り合うのが春であるならば、おのずと希望や幸福といった、ポジティブなイメージが思い浮かぶ。 ところが語り手は、その未来に「みみかきにひとすくいほど」の幸せしか予想していない。漠然とした不安に立ち止まるでもなく、また根拠のない希望に胸を膨らませるでもなく、わずかしかないとわかっている幸せを、迎えにゆく。 ゆうぐれの電車静かにポイントを渡る今からおまえが好きだ 天金の辞書踏み台に夏服を探す理由はない意図はない 満月と見紛う黄色い風船が浮かぶ 狂えぬものとはぼくだ つねにくじを引き続けなさいそして常に当たりくじを引き当てなさい 「おまえが好きだ」という率直な告白の前にも「今から」と限定せずにはいられない潔癖さ。「理由はない意図はない」というダ
正月ぼんやりとだが、「精神の速度」ということを考えていた。もはや遠く過ぎ去った時代のこととして吉本隆明「完本 情況への発言」(参照)をつらつらと読んでいるとき、三分冊本(参照)の二巻(参照)と三巻(参照)の後書きが、2008年の2月と3月とで同一のテーマとして「精神の速度」だったことに気がついたのが、きっかけだった。 「情況への発言」は分冊本の一巻が出たときに購入したが二巻は購入に失した。三巻はすでに宝島「情況へ」(参照)でカバーしていたので、私としてはいずれ二巻分だけ買えばよしとしてたが、完本もあってもよいかと思いなおして購入しておいた。 「情況への発言」は吉本隆明の同人誌『試行』の巻頭に連載されていた、その時点の政治状況への提言であった。結果として1960年代から1990年代の、あるいは昭和から平成の歴史も兼ねているともいえる。『試行』は直接購読以外に紀伊國屋書店でも販売されていて、私
Google Videoに「 How Open Source Projects Survive Poisonous People (And You Can Too)」という54分のビデオがありました。 Subversionの開発者達が、オープンソースプロジェクトを運営上の注意点を解説していました。 面白かったです。 ボランティア開発者の集合体によって実現しているオープンソースプロジェクトを運営する方法を解説するという題目ですが、 最後のオチでは、「これはオープンソースに限らない」と言っていました。 確かに、一般的な開発でも参考になる部分は多いと思いました。 また、掲示板やブログのコメント欄でも一部は適用できそうなノウハウであると思いました。 要約してみましたが、結構いい加減で間違いなどがあると思うので詳細はビデオをご覧下さい。 「Poisonous People」は「有害な人」と訳してみま
さすがに二日目からの参加者はほとんどいないために,受け付けや事務の一部を学生アルバイトにお願いして,招待講演や発表をかなり聞くことができた. T田氏の「M?zilla F?refox にみるオープンソースの可能性」というタイトルの講演は非常に興味深い内容であった.彼女は,なんとSpyg?ass時代(←今の若い人は知らないよね…)から!,N?tscape社→A?L社と在籍し,現在M?zilla Japan代表理事という凄い経歴で,Webブラウザの発展にずっと関わって来た人である.その彼女だから,けっこうとんでもない内容を喋っていた(ここでさえも書けないこと多し(爆)) まず,M?zillaのオープンソース化は比較的一番まずい時期におこなわれたらしい.私がN?tscape社に行った時に,開発は3バージョン並行に行われているということにびっくりしたのだが,やはりそれでは無理があったのか,開発プロ
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