防衛省が大型無人機の導入を計画したり、国内の研究機関が無人機を開発したりしていますが、日本の航空法に無人機の運用について定めがないため、国がルール作りに向け、検討を始めました。 軍用や民間用の無人機の開発が世界各国で急速に進んでいますが、国内でも防衛省がアメリカ軍の大型無人機の導入を計画したり、JAXA=宇宙航空研究開発機構が去年、災害時に情報収集を行う無人機を開発したりしています。 しかし、日本の航空法は航空機を「人が乗ることができる」飛行機やヘリコプターなどとしているため、無人機の運用について定めがなく、模型飛行機などを想定し、空港から離れた場所の高度150メートル以下で飛行するよう求めているだけです。 ただ、最近の無人機は大型化し、高いところを飛ぶものも多く、民間機との空中衝突や異常接近を回避する仕組みが必要となっているため、国土交通省は、無人機を運用する際のルールづくりに向け、検討