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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (5)

  • ひとつめの杭 - 空中キャンプ

    音楽家のヤン富田氏は著書のなかで、かつて試したある作曲法について書いている。まずはレコード屋さんへいき、もっともかっこいいジャケットデザインのレコードを買ってくる。しかし、レコードを聴いてはならない。ジャケットを眺めながら「このレコードに収録されているのはいったいどういう音楽か」を想像し、作曲をするのだ。 この手法はさまざまなジャンルに応用できそうな気がする。たとえば洋服のデザインをする人が、ある特定の人物をおもい浮かべながら「あの人に着せたらすごく似合うであろう服」を製作をする、といったしかたである。想像力を喚起するなにかをまずはひとつ設定しておき、方向性を絞ったうえで製作にとりかかる。 おもうに、表現ではスタート地点においては360度どこへでも向かうことができるから、逆に一歩目を踏みだすのがむずかしいようにおもうのである。表現という行為はあまりに自由すぎるために、なにかしらのとっかかり

    phk
    phk 2009/04/14
    “表現という行為はあまりに自由すぎるために、なにかしらのとっかかりがなければ始めようがない。仮にひとつめの杭を打ち込むことができれば、そこから道筋がつけられる”
  • 2008-03-11 - 空中キャンプ

    TBSラジオ「Life」速水健朗さんゲストの回を聴きました。先に出た新書の内容を中心にいろいろな議論がありましたが、どれも読者の疑問とリンクしていて興味ぶかく聴けました。いつものクセでメモを取りながら聴いていたのですが、後でメモを読みながら放送をふりかえってみたらおもしろかったのでここに書きます。かんたんなまとめです。 自分探しは世代、個人によって受け取り方がちがう 肯定的=中田英寿 否定的=イラク人質事件 二面性 定義もあいまい 連想するイメージも多様 自分探しのルーツはバックパッカー 見聞を広めたい 好奇心を満たしたいという層 どこかのタイミングでベタな自分探しにシフトした ここが最初の論点でした。世代によって受け取り方がちがうというのはわたしもそうおもっていた。たぶん、今の25歳あたりがひとつの区切りになっていて、そこから下の世代はあまり自分探しといったことは考えないのかな、とか(印

    phk
    phk 2008/03/11
    “優良企業はどうしても宗教性を帯びる”日本の企業が「イエ」として宗教のような(人のよりどころとしての)役割を果たす、というのは河合先生も言ってた。企業のインチキ宗教化
  • 2008-02-27 - 空中キャンプ|あたらしい悪の組織

    このあいだ、ひさしぶりに「スター・ウォーズ 帝国の逆襲」をDVDで見た。つくづく、帝国軍の兵士にはなりたくないとおもった。感想はそれにつきる。帝国軍はほんとうにいやだよ。帝国軍のえらい人であるダース・ベイダーは、なにかへまをした部下がいると、フォースという超能力を使って窒息させ処刑してしまう。「おまえのミスは致命的だ」と通告した次の瞬間、へまをした部下は首を押さえながら「うぐぐ…」という感じで苦しそうに悶えた後、ばたっと倒れる。かわいそうだった。 これでは、帝国軍でがんばることの動機づけ、インセンティブが発生しない。努力するほど損である。下手にがんばって認められ、昇進などしようものなら、責任だけが増え、すべての判断が命がけとなり、ちょっとでも失敗したら即、黒マスクのおっさんによる窒息の刑が待っているという笑えない事態になる。そんなしんどい役職に誰が就きたいだろうか。そのため、誰もができるだ

    phk
    phk 2008/02/28
  • 「自分探しが止まらない」/速水健朗

    速水健朗新刊(ソフトバンク新書)。おもしろかったです! 前作「タイアップの歌謡史」はやや趣味性のつよい題材でしたが、今回はより一般的、また誰もが興味を示すであろう旬な話題を取り上げ、タイトルや帯の扇情的な雰囲気もやる気じゅうぶん。全体が、売れる感に満ちあふれている。来たな、とおもった。中田英寿の引退メッセージを引用したイントロダクションから、「自分探し」というキーワードが様々に展開していく構成にもぐっときました。 とはいえ、わたしはこのを気軽に読める気がしなかった。「いるよねー、探しちゃってる人」と、のんびり嘲笑できる立場にはないような感じがしたのである。たとえばポジティブ・シンキングについて。速水はポジティブ・シンキングと自己啓発の関係性を指摘しているが、このあたりはちょっとどきっとしました。なぜならわたしは、ふだんから「良いことしか言わない」「ポジティブなこと以外はいっさい口にしな

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    phk 2008/02/16
    購入意欲が10倍高まった
  • 空中キャンプ - 「グーニーズ」(1985)

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    phk 2007/04/03
    グーニーズはチェスター・コパーポットの死体を乗り越えてウィリーに会うのです
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