[後編]クラウドとAndroidは一体となって進歩する 早稲田大学大学院 情報生産システム研究科 客員教授 日本Androidの会 会長 丸山 不二夫氏 >>前編 Android端末はネットワークの中でどのような使われ方をするか。 Android端末は,クラウド・コンピューティングのサービスを受け取るためのビューワとなる。クライアントとなる機器はパソコンから携帯機器へと主力が移りつつあるが,その背景には,携帯機器の性能の飛躍的な向上がある。 今までのエンタープライズのシステムは,サーバー側は米IBM,米オラクルといったベンダーが占め,クライアント側は圧倒的に米マイクロソフトのプラットフォームが強かった。つまりサーバーとクライアントで違うプレーヤがすみ分けていた。 その均衡が,クラウドでは崩れる可能性がある。クラウドでは,サーバー側の地位が相対的に低くなり,逆にクライアント側の地位を高めるこ
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