【医療裁判の特殊性(2)】 この稿は、新たに追加した項目で、今回のブログのために書き下ろしで書いてあったのだけど、ファイルを開けたら、間違って別の原稿を上書きしてしまっていた。何日か前のものだが、どういうわけか思い出せない。そうなると、なんだかノンフィクション大賞でも受賞しそうなネタだったのではないかという気もするのだが、さりとてバックアップを探す気にもなれない。 今ここで改めて追加するとしたら、被告であるはずの医師は、裁判になっても、別にどうということもない、ということ。 これも、裁判をする前の患者が誤解していることのひとつであろう。 医師は、裁判に負ければ、大病院での出世などには響くかもしれないが、そんなに裁判で苦しむことはないだろう。全部、保険屋がやってくれる。裁判を起こされていることなど、普通は言わなきゃ誰にもわからない。生活保護や破産とおんなじ。 たまに弁護士との打ち合わせもある