ストーカー殺人 悲劇を防げなかったか(10月11日) どうして18歳の命を守ることができなかったのか。警察は被害者の身になって最善を尽くしたか。 またも繰り返されたストーカー殺人の悲劇にそんな疑問を禁じ得ない。 東京都三鷹市の高校3年の女子生徒が刃物で刺され、死亡した。警視庁は殺人未遂容疑で元交際相手の男(21)を逮捕し、容疑を殺人に切り替えて送検した。「交際関係で恨んでいた」と供述している、という。 事件は、生徒が登校前に両親と三鷹署を訪れ、男のつきまとい行為を相談した日の夕方に起きた。 三鷹署はストーカー規制法に基づく警告のため、住所不明の男の携帯電話に3回かけたが、応答はなかった。生徒は授業を終えて帰宅後、自宅に侵入していた男に襲われた。 無防備で命を奪われる恐怖と無念さ、そして家族の悲しみを想像するとなんともやりきれない。 生徒の訴えから最悪の事態は予見できなかったか。どんな助言を
無理筋の再延期要請 9月30日、韓国の国防関係者に衝撃が走った。米国のヘーゲル国防長官がソウルに向かう専用機の中で「韓国軍が持たねばならぬ力量」について聞かれ、以下のように答えたからだ。 ・MDがとても大きな部分を占めることははっきりしている(聯合ニュース9月30日配信「ヘーゲル『韓米は戦時作戦統制権で結論を出す状況にない』」)。 米国は10年も前から韓国に対し、日本と同様に米国のMDに参加せよ、と求めてきた。中国はこれを対中包囲網造りの一環と見なし、韓国に参加するなと圧力をかけた。韓国はそれに屈し、米国の要求から逃げ回ってきた。 ヘーゲル発言は昔ながらの要求だ。だが、時期が微妙だった。今回の訪韓は戦時の作戦統制権の返還を論議するのが主な目的の1つだ。 韓国は相当に無理筋の「返還時期の再延期」を求めている。このため、それと引き換えに米主導のMD参加を呑まされるのではないか、と韓国は怯えたの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く