キュルキュルキュル…。派手なエンジン音とともに乾いたスリップ音が響き渡った。9月24日朝、京都府八幡市の府道で、歩道を歩いていた小学生の列に同市内の少年(18)運転の乗用車が突っ込み、5人が重軽傷を負った。昨年免許を取ったばかりの少年に親が買い与えたという日産のスポーツカー「フェアレディZ」は、歩道の縁石に乗り上げて約7メートル先まで飛び、民家の倉庫に突っ込んで無残な姿をさらした。「祇園」「亀岡」、なぜ暴走事故は繰り返されるのか。それもまた京都で…。重傷を負った6歳の少年は、今も意識を完全には取り戻していない。 一報は少年本人から 「事故を起こしました。子供がけがをしています。救急車は僕が呼びます。あっ、警察官が来ました」 9月24日午前7時55分、事故を起こした少年からの110番が一報だった。 警察官がすぐに駆けつけたのは、現場の約200メートル先で速度違反の取り締まりを行っていて、衝突
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