【台北=田村彰浩】台湾の大手デベロッパー・中華工程が2013年8月から台北市内に建設を進めている超高級分譲マンション「陶朱隠園」(タオヂュインユェン)が16日、上棟を迎えた。施工は熊谷組の台湾現地法人・華熊営造が担当。二重らせんがそびえ立つ特徴的なフォルムが話題を呼び、海外からも多くの注目を集めている。=3面に関連記事 S造地下4階地上21階(高さ93・2メートル)建て延べ約4万3000平方メートルの規模で、住宅階は地上2~21階、1フロア2戸の計40戸となる。住戸面積は約200坪。地下の駐車場から多目的エレベーターを使い、乗用車を玄関前に横着けすることもできる。 「世界で唯一、呼吸できる芸術品のような住宅」を追求し、バルコニーに庭園を重層的に配置。2万3000本を超える植栽計画により、年間約130トンの二酸化炭素(CO2)を吸収する。基本設計はフランスの建築家ヴィンセント・カレボー氏が手
「最大の敗者はメディア」 どこから始めたら良いだろうか……。この連載を始めて以来、こんなに筆が重く、進まなかったのは初めてだ。 いくつか理由がある。まず、反省の弁から。今回の米国大統領選挙で、「最大の敗者はメディア」とも言われている。私自身、トランプ勝利を予測できなかった。今もその意味を自問しつづけている。 正確に言うと、トランプ勝利の可能性を頭では理解していたつもりだ。選挙分析で定評あるネイト・シルバーは、投票日直前、「クリントン勝利の確率が3分の2」と予測し、私もそれを番組で伝えていた。ヒラリー・クリントン優勢ではあるが、トランプ勝利も3分の1あるということだ。番組制作陣も「まさか」に備え、2バージョンの構成案を用意してくれていた。 ただ、正直なところ、「最終的にはヒラリーが勝つだろう」と心の中では思いながら、その日を迎えていた。 クーリエ・ジャポンの特集「世界が報じた『トランプ大統領
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