今春の小中高校の卒業式について、文部科学省がマスクを外して実施可能と決めたことを巡り、島根・鳥取両県の知事が相次いで苦言を呈した。入試を控えた生徒への配慮や現場の判断が必要と強調。科学的知見に基づき、健康優先の対応を求めている。 【対策一覧】受験生を感染症から守るには 島根県の丸山達也知事は8日の記者会見で「全員出席できる卒業式が最優先。高齢者と同居する子や、国公立大2次試験の中期・後期日程を控える子が感染を恐れて出席しない可能性がある。私なら行かない」と問題点を提起。「文科省の通知を気にせず、多面的に現場を見ている学校が判断するべきだ」と強調した。 鳥取県の平井伸治知事も9日の記者会見で「生徒の健康を守りながら部活動などをどう維持するか知恵を絞ってきた。科学的なエビデンスとかけ離れたところで議論をするのは違和感がある」と苦言。「健康を守ることが優先されるべきで、当事者の間では従来通りとい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く