一人暮らしは自由気ままな生活ができる反面、病気になったときは大変です。そんな不安を少しでも解消するためには、「かかりつけ医」を見つけておくのもひとつの手。それでも、どこの病院、どの医師を選べばいいか迷ってしまうのではないでしょうか。 今回は「危ないお医者さん」などの著書がある医師の富家孝(ふけたかし)さんに、その著書も参考にしながら「いい医者・悪い医者を見分ける方法」についてお話をうかがいました。同じ医師の視線から見た、いい病院の見分け方は、きっと役に立つはず。 ●1.その病院はすいていないか 高齢化社会が急速に進む現代だけに、病院には高齢者を中心に多くの患者がやってきます。とくに大病院は診察を待つ人で待合いがごった返していることも少なくありません。その結果、「3時間待ちの3分診察」が常態化してしまっています。 誰でも長時間待つのは嫌でしょう。そのため、どうしてもすいている病院に行きたがる