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ブックマーク / blog.tinect.jp (35)

  • 「働き方改革」が、働く人をさらに二極化させている、という事実。

    最近、「働き方改革」というキーワードが流行っている。 ただ、「働き方改革」の中身は、人によってかなり解釈が異なり、一種のバズワード、と言って良いかもしれない。 もちろんこれは、政府が主導で「働き方」についての議論をしているからだ。 首相官邸ではその議事録を公開している。 首相官邸 働き方改革実現会議 中を見ると女性の活用やテレワーク、障がい者の雇用など、一見、様々なテーマがあるように見えるが、結局のところ、この二つに話題は収斂する。 1.同一労働同一賃金 2.長時間労働の抑制 例えば、同一労働同一賃金をすれば、中流が復活する、女性が活躍する、非正規雇用が減る。 また、長時間労働の抑制をすれば、少子化が解消する、健康になれる。消費が増える。 そんな話をしているのが「働き方改革」の中身である。 だが、これをみて、多くの「できる」ビジネスパーソンは違和感を抱くに違いない。 議事録を見ていると、「

    「働き方改革」が、働く人をさらに二極化させている、という事実。
  • 新人を育てる時に「自主性」を考慮するのは、百害あって一利なし。

    どうもしんざきです。 皆さん五月病ですか?私くらいの五月病ベテランになると、4月初週くらいにはもう五月病になりますし、一年の三分の二くらいは五月病のままで過ごしています。たゆまぬ五月病を続ける精神力が重要です。 それはそうと。 新入社員の研修にかかわったことは何度かあります。 オリエンテーションに何回か顔を出しただけのこともあれば、研修コースの策定に口を出したことも、割とがっつり研修の講師側に参加したことも一応あります。 新入社員のグループワークに人狼ゲームを導入しようと提案して却下されたこともあります。面白いと思ったんですけどね、新人研修で人狼ゲーム。 そういった中で、意見が分かれることが多かったのが、「新入社員の自主性」問題です。 極端に言っちゃうと、私、新人を育てる時に「自主性」を考慮する必要なんて一切ないんじゃないの、と思ってる派閥なんですよ。いや、自主性を考慮するだけなら別にいい

    新人を育てる時に「自主性」を考慮するのは、百害あって一利なし。
  • SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】

    世の中には「SF小説」というちょっと偏ったジャンルがありまして、およそ一般的な読書傾向の方々は、あまりこのジャンルに触れない傾向があるような気がしています。 「そのジャンルを別段偏愛していない人でも手にとる」 と 「そのジャンルを偏愛している人でないと手にとらない」 というのがありまして、SFというジャンルには後者の割合が著しく多いような肌感があります。 面白いんですけどね、SF小説。 しんざきは昔からのSF小説好きでして、国内SFも読めば海外SFも読みます。 どちらかというと海外の、ちょっと古めのタイトルが好きな傾向があるかも知れません。ブラッドベリとか、カードとか、ティプトリーとかが特に好きです。国内だと神林長平先生を偏愛しています。 が。これは恐らく、SF好きの人なら結構多くの方が同意してくださると思うんですが。どれか一作、ありとあらゆるSF小説の中での最高傑作を選べと言われれば

    SF小説「星を継ぐもの」が紛れもない史上最高傑作である理由。【GW推薦図書】
  • 「勝手に忙しくしている人」にあまり同情の余地はない。

    ビジネスマンは忙しい。 朝出社して、前日に残した仕事の続きをしていると、メールや電話がかかってきて、次々と小さなタスクが積み上げられる。 なんとかそれらをこなしていると昼休みだ。急いで昼ごはんを掻きこんでいると、あれもこれもやらなければ、と気づく。 席に戻った彼は、頭の中でタスクを整理して、優先順位を決め、処理していく。 この調子だと、今日も残業かもしれない。そういえば有休もしばらくとっていない。 ふと窓辺にいる課長を見ると、緩慢な動作で書類に目を通したり、思いついたようにどこかに電話をかけて、どうでもいい話題で盛り上がったりしている。 どう見ても暇そうである。 それなのに、給料はこちらのほうが安いときている。自分に対する評価は正当なのだろうか? このような光景を会社の中で見かけることは珍しくない。 かわいそうな話だと思う。自分もそうだ、と忙しい彼に感情移入できる人もいるかもしれない。 し

    「勝手に忙しくしている人」にあまり同情の余地はない。
  • 「給料が安いから、評価されないから」と言って仕事で手を抜くと、あとで困ったことになる。

    「給料上がらないし、評価されないから適当にやってるの。」と、知人は言った。 「こんなに安い給料で、真面目に仕事やってらんねーよ。」と、若手社員も飲み会で愚痴った。 —————- 友人はそれを聞いて言った。 「なあ、おれ、ああ言うセリフを聞くたびに、なんか違和感があるんだよな。」 「どんな?」 「待遇が悪いから、手を抜いたり、真面目にやらなかったり、って、言うことがさ。」 ふざけて言ってるのかと思ったが、彼は笑っていなかった。 「ふーん、なんで?そう言ってる人、多いと思うけど。」 私が切り返すと、彼は 「多分、そういうことをしていると、自尊心が失われていくというか……ますます「カネで買われている」という気持ちが強くなるんじゃないかな。」 「自尊心。」 「例えばさ、俺、小学校の時、絶対に勝てない勝負をさせられた。」 「何の?」 「リレーのアンカー。クラスの中ではおれが早かったけど、隣りのクラス

    「給料が安いから、評価されないから」と言って仕事で手を抜くと、あとで困ったことになる。
  • 赤ちゃんも「空気を読む」んだなあ……。

    赤ちゃん、特に歩けない時期の赤ちゃんは、親に世話されなければ生きていけません。 かわいらしいけれど、無力で何もできない存在。そんな風に思っている人も多いかもしれません。 でも、実物の赤ちゃんはそうではありませんでした。そんな話を、今回はツラツラ書いていきます。 「を読んで」赤ちゃんを知ったつもりになっていた 私は人間心理についての仕事に就いているので、子どもの発達心理については、それなり勉強をしているつもりでした。 発達心理学系のや、進化生物学系のには、「赤ちゃんはそんなに受け身じゃない」「赤ちゃんアクティブだぞ」と書いてあって、そうか、赤ちゃんってのは母親に世話されるだけの“でくのぼう”ではないのか、と知識としては知っていました。 で、ある日、我が家に赤ちゃんがやってくることになりました。 少し肌寒い、小雨交じりの曇り空のある日、静かに眠る赤ちゃんが大切に抱えられて運ばれてきました

    赤ちゃんも「空気を読む」んだなあ……。
  • なぜ「ヒアリング」をしただけで、その人の実力がある程度わかるのか?

    コンサルタントをしていた頃、仕事の一つに、「ヒアリング」があった。組織で働いている人に聞き取りを行い、その企業と業務をより深く理解するために行うものだ。 もう15年以上にわたり、何百、何千という人へこの「ヒアリング」を行ってきた。 そして先日、この「ヒアリング」に関して、ある方から 「コンサルタントは、ヒアリングをなんのためにやっているのか?」 と聞かれた。 別に隠すほどのものでもないので、「業務、人間関係、文化の理解」「課題の発見」など、一般的なことを答えたが、 「当にそれだけか」と改めて問われた。 どうやら、会社にコンサルタントが入ったらしく、色々と聞かれるとのこと。 意図がわからないので、どこまで正直に答えてよいのかわからないらしい。 「そのコンサルタントが同じ考え方でヒアリングしているかは、わからないよ」 とお伝えしたが、「それでもいい、参考に」というので、少し話をした。 実は、

    なぜ「ヒアリング」をしただけで、その人の実力がある程度わかるのか?
  • 残業を規制すると「できる人」と「できない人」の格差がますます広がる。

    医師の知人に聞いた話だ。 今、電通の過労死事件に端を発した、長時間労働の摘発が、あちこちの業界に波及している。 その一つが病院だ。しかも大手が狙われている。 行政としては、名も無き零細ブラック企業を摘発するよりも、大手の目立つところから、しかも社会的に影響力のある「医師」をターゲットにしたほうが、見せしめ効果があると考えているのだろう。 ただ現実的には、医師の、とくに初期臨床研修医の過重労働は事実である。 勤務医の過重労働:酷使される勤務医の実態と、その解消策 実は、医療業界にも、劣悪な労働環境での勤務を強いられている末端労働者が存在します。それは誰でしょうか。 それは病院に勤務する医師であり、過労死寸前まで酷使されている労働者は勤務医なのです。 過重労働は現場の士気を低下させ、医療サービスの質の低下を招くことは、誰でも予想できる。 過酷な現場を医師に強いれば、結局そのしわ寄せは患者に行く

    残業を規制すると「できる人」と「できない人」の格差がますます広がる。
  • 人の話をよく聞くだけで、人生は好転する、という話。 | Books&Apps

    もし今、自分が「人生がそれほどうまく行っていない」と思うなら、人の話をよく聞くだけで、人生は好転するよ。 そのように、ある先生に教わった。 ——————- 先日、昔の仲間と共に、件の先生に会う機会があった。 久しぶりの再会であったので、積もる話に花が咲いた。 しかし、前に会ったときから10年以上が経っていると、人生は悲喜こもごもである。 金持ちになった人間、 子供が非行に走った人間、 離婚した人間 起業した人間 会社を潰してサラリーマンに戻った人間 裁判で係争中の人間 また、前回あったときには出世コースに乗ったと意気揚々としていたが、今は役職を追われ、落ちぶれてしまった者 離婚の調停のさなかで落ち込んでいたが、今は再婚して子供もでき、楽しそうに家族の話をしている者、 大切な人を亡くした者 …… うまくいっていると自認している人間は、自信満々で話す一方で、当にうまく行っていない者は、顔を出

    人の話をよく聞くだけで、人生は好転する、という話。 | Books&Apps
  • やっかいなモチベーション源、「不安」。

    人間を衝き動かすモチベーション源にはいろいろなものがあります。 承認欲求をはじめ、あれこれの欲求が重要なのは言うまでもありませんが、もっと厄介なものがモチベーション源になっていることもあります。 そもそも、欲求それ自体はポジティブです。 他人から褒められたい。信頼できるパートナーや誇れるグループと一緒にいたい。たくさんお金を稼いで良い暮らしをしたいetc……。 いずれの欲求も、人間の社会適応やスキルアップを支える大切なものです。 仏教の教えのなかには「欲求(執着)からの解脱=悟り」とする考え方もありますが、もし、すべての人が欲求から解脱してしまったら、人類社会は滅びてしまうでしょう。 他方、「こんな欲求なら、無いほうがマシなんじゃないか」と思わせるような振る舞いの人もいます。 他人に評価されるためならどんな無理でもやってしまう人、 グループに所属するためなら犯罪すら厭わない人、 お金やモノ

    やっかいなモチベーション源、「不安」。
  • 子供は「役割」や「仕事」が大好き、という話。

    大したことじゃない、というかもしかすると当たり前の話なのかも知れないんですが、改めて考えたら上手いなーと感心したので書いてみます。 長男、9歳。小学三年生(今月から四年生)。長女と次女は5歳の双子。 長男は小学校のクラブ活動でサッカーをやってまして、この前の日曜は多摩川沿いのグラウンドで試合がありました で、今回はしんざき奥様ともう一人保護者の方が引率役でして、小学生サッカー少年少女たちを11人くらい引き連れて、電車とバスでグラウンドまで行くことになりました。 大人の手が足りないこともあって私も着いていきまして、必然長女と次女も同行することになったんです。 皆さんご存知かと思うんですが、小学生男児って、一人でも結構な存在感ですけど、複数人いると暴れ具合が相互作用で幾何級数的に増えてくんですよ。 大人が目を離しているとあっちでぎゃーぎゃーこっちでふらふら、騒音にはなるわ非常に危ないわで、10

    子供は「役割」や「仕事」が大好き、という話。
  • 新任の管理職に知っておいてほしいこと。

    4月である。今日から新任の管理職となった方もいるだろう。 ただ、管理職という肩書を得ても、その人に部下が付き従うかどうかは別の問題である。国も、企業も、自治体も、町内会も、部活や子どもたちのコミュニティですら例外ではない。 実際、管理職たちは下から厳しい目で見られる。 彼らが「他者から決定を委ねられている」ということは、それだけ彼らの統治能力が高くなければならぬ、ということでもあるのだ。 だが、組織における管理職の統治能力とは一体なにを指すのだろう。 この質問をすると、 ある経営者は 「ビジョンを示すことだろう」 と答え、またとあるマネジャーは、 「人格である」 と答える。 確かに、管理職研修のテキストを読めば、そう書いてあるし、実際に大事だ。 しかし、それらはあくまでも「きれいごと」に過ぎない。我が身を振り返って見てほしい。現実的に、上司にそれほどビジョンや人格を求めたことがあるだろうか

    新任の管理職に知っておいてほしいこと。
  • 映画で「殺人は違法です。演じている役者たちは実際には死んでいません」と断るべきなのか?

    この映画のなかで、「育ての親」との対局で勝ってしまった主人公のプロ棋士・桐山五段が、やり場の無い罪悪感から(ふたりのあいだには、他の家族も巻き込んでの葛藤があるのです)、高校生にもかかわらず 「連れていかれたカラオケスナックで、目の前に置かれていた他の人(成人)のお酒を一気に空けてしまう」 というシーンがあるのです。 若気の至りというか、やり場のない屈みたいなものを描くシーンとしては、ごく一般的なもので、僕はとくに気に留めなかったのですが、エンドロールをみていて、驚きました。 キャストやスタッフの名前が流れていくなかで、こんな文章が出てきたのです。(正確な文章は記憶していないのですが、こういう内容でした) 「未成年の飲酒は禁じられています。劇中で使用した飲みものに、実際はアルコールは入っていません」 僕はけっこう映画を観てきましたし、基的にエンドロールは最後まで眺めるのですが、この「断

    映画で「殺人は違法です。演じている役者たちは実際には死んでいません」と断るべきなのか?
  • アルバイトを通じて学んだ「人へ優しくすること」と「絶対に就きたくないと思った仕事」のこと。

    前にBooks&Appsさんでアルバイトに関する記事が連載されていた。この記事を書くにあたって再び読み直してみたのだけど、なかなか面白かった。 アルバイトを30種類近くやった、と言う学生が「アルバイトはやめとけ」と言う理由。 | Books&Apps 個人的には条件付きだけど、アルバイトはやった方がよいと思っている。 その条件とは、短期間で多種類の職種を経験するというものだ。 あまり1つの分野に長くいても、正直あれは面白いものではない。長くても1ヶ月位やれば十分だろう。 実は僕は学生時代にいろいろな分野でアルバイトの経験をしたことがある。 塾講師、家庭教師、飲店の給仕、ホテルの清掃、イベントスタッフ、大手百貨店のレジ打ち、などなど。ずいぶんいろんな場所に出没して汗をかいたものである。 なんでこんなに色んな分野で働く事ができたかというと、派遣会社に名前を登録した時に事務の人に 「時給はどう

    アルバイトを通じて学んだ「人へ優しくすること」と「絶対に就きたくないと思った仕事」のこと。
    pikarin1404
    pikarin1404 2017/03/29
    アルバイトを通じて学んだ「人へ優しくすること」と「絶対に就きたくないと思った仕事」のこと。 | Books&Apps
  • 「最高」を目指す人は、働き方が全くちがう。

    内容は……と言えば、要するにメルセデス・ベンツのマーケティングである。 彼らが如何に苦心して「最高」を作ろうとしているかを克明に綴っている、きれいな話だ。 私は正直、あまり「きれいな話」に興味が無いので、自分でこのを手にとることはなかったが、逆に「自分のスコープの範疇外」のは貴重である。せっかく頂いたので、読ませていただいた。 そのなかで興味を惹かれた点は、彼らが「最高」をきちんと定義していることだ。 簡単に言えば、彼らが目指した「最高」は顧客とのタッチポイントを洗い出し、その全てにおいて「顧客の体験」を期待を上回ることと定義されている。 ——————– 確かに、我々は「最高」が好きだ。 サービスやモノを使っていて、「これは最高である」という体験をしたことはあるだろうか。 企業における諸活動だけではなく、研究分野、芸術、スポーツなどの各分野において「最高である」と呼ばれるものは、人に

    「最高」を目指す人は、働き方が全くちがう。
  • モチベーションは成功体験によって、テクニックは失敗体験によって育つ。

    どうも、しんざきです。先日長男と人生初スキーに行きまして、死ぬほど転がってきました。危うく死ぬところでしたが面白かったです。 先日、「興味が連鎖する子」についての記事を書かせて頂きました。こちらです。 「こういう子はほぼ100%伸びた」というパターンの話 簡単に言うと、 ・何か一つのことが分かった時、それだけで満足しないで、次の疑問に発展させることが出来る子。 ・一つの興味が満たされた時、更にその次は、という興味を見つけられる子。 ・更に、それを大人に聞くことが出来る子。 は大体伸びる、そのバロメーターになるのが「じゃあこれはどうなの?」という質問だ、という感じの話でした。 で、上記の記事の最後の方でもちらっと書いたんですが、「こういう指向はどうやったら育つのか」についてもうちょっと詳しく書いて欲しい、というようなお声を複数頂きました。 ちょっと前提を置いておきたいんですが、私は小学三年生

    モチベーションは成功体験によって、テクニックは失敗体験によって育つ。
  • 会社を辞めるときの「作法」について考えてみる。

    3月というのは、別れの季節であり、卒業とか異動の時期ですよね。 医者は、医局に所属していると、だいたい数年おきに他の病院に異動することになります。 受け持っている患者さんのことが気にかかるけれど、自分だけ同じ職場にいるというわけにはいかないし、数年おきに人間関係がリセットされるというのは、寂しい一方で、濃すぎる付き合いが苦手な僕には、気楽なところもあり……と、さまざまな思いが入り混じる時期です。 20年くらいやっていると、慣れてしまっているのも事実なんですけどね。 キツい職場だと、普段の仕事だけでも一杯一杯なのに、退職・転勤となると、多くの場合「引き継ぎ」の必要が生じてきます。 担当者同士の仕事内容の申し送りや個々の患者さんのこれまでの経過や、いまやっている治療についての「まとめ」の作成などが、引っ越しの準備などに加えて、のしかかってくるのです。 僕は、そのあまりの忙しさに適応できず、けっ

    会社を辞めるときの「作法」について考えてみる。
  • みっともない姿を晒しながら、痛い思いをしないとコミュニケーション力は向上しない。

    3/13に元モーニング娘の石川梨華さんが西武ライオンズ所属の野上亮磨さんと結婚した。 筆者は石川梨華氏のファンではない。ファンでもないくせになんで彼女の結婚事情について知ってるかというと、筆者の知っている人が石川梨華氏に”ガチ恋”をしていたからである(以下の記事は歴史に残る名文なので、みなさんにも是非読んで欲しい) 『たのしいドルヲタ図鑑』【3人目:アイドルへの“ガチ恋”について気で向き合う ふちりんさん】 – 耳マン 10年以上熱愛報道がなかった梨華ちゃんに、予兆のようなものはあったのだろうか。 「報道の半年くらい前から……梨華ちゃんのブログの感じもおかしかったんですよね。やたら豪華な料理を作っていたり、保田圭ちゃん(※)の結婚式でブーケを受け取れなかったことをやたら悲しんでいたり、ちょっとそれっぽい雰囲気が漂っていて……。 僕は梨華ちゃんのブログに毎回コメントしたくて、話を合わせるた

    みっともない姿を晒しながら、痛い思いをしないとコミュニケーション力は向上しない。
  • 「こういう子はほぼ100%伸びた」というパターンの話

    一言で言うと、「じゃあこれはどうなの?」とするっと聞ける子は間違いなく伸びました。私が知る限り100%だと思います。 何度か書いていますが、私は昔、小さな学習塾で塾講師のアルバイトをしていました。 なんだかんだで、4年くらいは続けたんでしょうか。塾講師のアルバイトというのはなにせ出入りが激しいので、その塾の中ではそこそこ古株の方だったと思います。 そのまま就職しないか、という誘いもあるにはあったんですが、そこまで天職だとも思っていなかったのでやめました。就職してみるのも面白かったかも知れない、と今では思います。 意識が高い塾ではなかったということもあり、どちらかというと学校の授業についていけない、有り体に言えば落ちこぼれてしまった子を救い上げる授業をすることが主でした。 「分からない」のレベルは様々で、小5で二桁の足し算が出来ないという子もいれば、天動説を信じているレベルで理科の知識が抜け

    「こういう子はほぼ100%伸びた」というパターンの話
  • 教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。

    書くつもりで忘れていたことを書きます。 あんまり一般的な話ではないです。そんな例もあるのか、という程度でご認識頂ければ。 小学校の先生をやっている知人が1人います。とあるアナログゲーム界隈でよく遊ぶ人で、たまに飲みに行ったりもします。以前、小学校の図書室でライトノベルが禁止になったという話が出た時、色々話を聞いたりしました。手前味噌ですが、この記事です。 (小学校図書室でラノベが禁止された件について、小学校教師に聞いてみた) で、また別の機会に、といっても何年か前ですが、彼と飲みの席で話したことがありました。 その時聞いた話が、自分としてはとても明快で、納得感も高かったのです。記事にする許可まで取ったのに、今の今まで忘れていました。 テーマは、「教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由」。 最初はちょっと、webに上がってくるいじめ体験談やら、訴訟にまでこじれてしまったいじめ問題

    教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。