腹痛や下痢、おう吐などの症状が急に出たことはありませんか。そんなときに疑われるもののひとつが「食中毒」です。食中毒は、飲食店などで食べる食事だけでなく、家庭での食事でも発生しています。家庭での食中毒を防ぐのは、食材を選び、調理する皆さん自身です。食中毒予防の原則と6つのポイントを紹介します。 1食中毒の原因は何? 食中毒を引き起こす主な原因は、「細菌」と「ウイルス」です 細菌もウイルスも目には見えない小さなものです。細菌は温度や湿度などの条件がそろうと食べ物の中で増殖し、その食べ物を食べることにより食中毒を引き起こします。一方、ウイルスは、細菌のように食べ物の中では増殖しませんが、食べ物を通じて体内に入ると、人の腸管内で増殖し、食中毒を引き起こします。また、ウイルスは低温や乾燥した環境中で長く生存します。 細菌が原因となる食中毒は夏場(6月から8月)に多く発生しています その原因となる細菌
![食中毒予防の原則と6つのポイント | 政府広報オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/54fbe511bb5d30ccaeea87f6583e940885d91128/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.gov-online.go.jp%2Ffeatured%2F201106_02%2Fimg%2F01_sns.jpg)