関東で大地震前触れ?四川で発生直後不気味データ観測 大気イオンの異常な急上昇を検知 ダムの決壊を恐れ、集団で避難する人たち=17日、四川省北川県(新華社=共同) 中国四川大地震の発生直後、関東地方で大地震が起こる前兆とも受け取れる不気味なデータが観測され、憶測を呼んでいる。阪神・淡路大震災をキッカケに発足し、過去に何度も国内で大地震の予測に成功したNPO法人「大気イオン地震予測研究会」が13日、関東の観測拠点で大気イオンの異常な急上昇を検知していたのだ。大阪市立大名誉教授で予測研理事長の弘原海(わだつみ)清氏(76)は「要警戒。別の情報も合わせて詳細に検討する」としている。 「これまでの結果でいえば、大気イオン濃度が急上昇した後、実際に大きな地震が起こった確率は70−80%」と、弘原海氏は語る。 予測研は阪神大震災が起こる前、大気中のイオン濃度が急上昇していたことに着目し、研究をしていた弘