昨年のある日、嶋と僕はケトルの原利彦を呼びつけました。 「ケトルの編集子会社を作れ」 アドバタイジング(広告)とエディトリアル(編集)をマージしたらもっと面白いことができるんじゃないか。 こうした領域を超えたチャレンジは、設立当初からのケトルの基本精神なのですが、そのケトルの編集機能をバーチャル子会社にしたのが、今回始動した「ストーブ」です。 なんだか、石油ストーブの周りで本読んでると、あったかい気持ちになりますよね。 ストーブの上にはやかんがおいてあって、ぴゅーぴゅー沸騰しているイメージなんです。 場所は、ケトルのキッチンの裏にあるもと倉庫だった部屋。 ここを片付けてオフィスにしました。 もと倉庫だっただけに、スチール棚に囲まれた殺伐とした空間に、力ずくで8角形の大きなテーブルを持ち込んだだけの、シンプルで機能的なオフィス。 窓がないため、昼なのか夜なのか朝なのかを意識することなく、いつ