いとい・しげさと 1948年、群馬県生まれ。コピーライターとして数々の名コピーを生み出し、作詞、小説、ゲームソフト制作なども手がけた。1998年にサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設。さまざまなコンテンツを発表している 2001年に刊行された糸井重里さんの「インターネット的」(PHP研究所)が文庫で復刊した。情報技術としてのインターネットよりも大事なのは、生き方が「インターネット的であること」だ。そう説いた同書は、主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の運営を通じて、糸井さんが体感的に学んだことが体系的に語られている。今でこそ「その後のインターネット論を先取りしていた」と評価されるが、当時は「売れなかった」という。糸井さんの議論はなぜ広がらなかったのか。インターネット的に生きるとはどういうことなのか。そもそも、インターネットって何なのか? 技術論は一切抜きにしたインターネット論を2回にわけてお
映画「SR サイタマノラッパー」で日本映画監督新人賞などを受賞した入江悠監督が8日の毎日新聞朝刊(東京本社版)に掲載された筆記具ブランド「パーカー」のAR(拡張現実)広告に登場した。見出しだけで文章のない新聞記事風の紙面にスマートフォンをかざすと動画が再生される仕組み。毎日新聞が提供している無料アプリ「毎日AR」で視聴することができる。映像は7月8日まで。 同広告は、創刊140年を記念した毎日新聞とパーカーが共同で実現したもので、東京本社版の朝夕刊セット地域に配達された新聞に掲載された。毎日ARをスマートフォンやタブレット端末にダウンロードして起動し、広告に印刷されている同商品の写真や「AR新聞」という題字の下にあるパーカーのロゴにカメラをかざすと、映像が始まる。 「パーカー インジェニュイティ」のPR映像のほか、映像や音楽、ファッションの分野で日本を代表する才能として入江監督や、映画「モ
AKB48の高橋みなみ(20)がJR山手線の限定列車で車内アナウンスを務めている。AKB48の写真などをパッケージに使った東京土産のアドトレイン(広告貸し切り列車)で流れており、1編成が運行中。高橋は「感情を抑えて機械的に話した。みなさんに聞かれると思うと超緊張する」と反応が気になっている様子だ。 高橋が挑戦したのは全29駅分のナレーションで外回り、内回りの両バージョン。「この電車は山手線外回り渋谷新宿方面行きです。次は大崎、大崎。お出口は左側です。埼京線、湘南新宿ライン、東京臨海高速鉄道りんかい線はお乗り換えです」などと凛(りん)とした声を車内に響かせている。アドトレインは17日から走っており、何も知らない乗客からは「もしかして、たかみなの声じゃない?」などと早くも反響を呼んでいる。 録音は昨年12月に都内のスタジオで行った。AKB48のドキュメンタリー映画やテレビ番組などでナレーション
すでに各メディアで流されたから御存知の方も多いだろうが、一月十七日、私の小説が芥川賞に決まった日の夜、東京でバカな記者会見をした。女優の言葉を引用し、自分がもらって当然と言い、さらに石原慎太郎都知事に言及した。その後のさまざまな報道のされ方の中には、事実と違う部分がかなりある。終わったこととはいうものの、私の知っている範囲の事情を、どうしても書いておきたい。 まず、十七日の会見の段階で私は、石原氏が六日に行った、今度の芥川賞候補作はバカみたい、という発言を全く知らなかった。正確な内容を知ったのは十八日になってからだ。次に、会見内での、もらって当然、都知事と都民のためにもらっといてやる、という言い方は、はっきり言うと最終候補になるずっと前から、もしその時が来たら言ってやろうと準備していたものだった。だから、六日の都知事の発言に田中がかみついた、というのはメディアが勝手に作った図式だ。 もう一
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