名詞の格変化の種類 主格、呼格以外を「斜格(oblique case)」と総称します。主な格の種類として、主格(しゅかく)、呼格(こかく)、属格(ぞっかく)、与格(よかく)、対格(たいかく)、奪格(だっかく)の6種類があります。特殊な格として地格(ちかく)があります。以下、それぞれの格について説明します。 主格(しゅかく)nom.(nominative / nominativus) 主格は主語を示します。例:Fāma volat.(噂は飛ぶ。)Puella cantat. (少女は歌う。) 主格は文の補語にもなります。補語とは、I am a student. (SVC)の構文における student (C)に相当する語のことです。 例:Deus erat verbum. (言葉は神であった。) この例文は「聖書」の言葉です(「ヨハネ伝」の冒頭)。Deus と verbum がそれぞれ主格で

