すごく簡単な理解の仕方をご説明しましょう。 まず覚えておいてほしいのはこの2つの句読点、コロンとセミコロンの「誤解しやすい点」です。 コロンは「ピリオドが上下に2つ」、セミコロンは「下がコンマ」なので、一見「コンマのある方が、文の切れ方が弱い」と誤解されがちなんですが、なぜか逆なんです。 コロンの方が「まだ文が続いている」使われ方をして、セミコロンは完全に前の文が終わった形です。 1、コロン (:) (1)前の文と同じ内容を「別の表現」で言い直すとき。(in other words, that is, ie.) (2)前の文が導入となっており、後半が本文や引用。 (1) There's only one solution: we must reduce next year's budget. 解決策はただ1つだけだ。(それはつまり)我々は来年の予算を何としても削減せねばらならない。 (2)