ホーム < ゲームつくろー! < C++踏み込み編 < ->、*、&、[]演算子って奥深い その1 ->、*、&、[]演算子って奥深い 「->」「*」「&」そして「[ ]」演算子は、ポインタ関連を扱う演算子です。これらの関係を曖昧に捕らえていると、関数の引数や戻り値、演算子のオーバーロードなどで大混乱を起こします。私は・・・起こしました(笑)。そこで、これら演算子の振る舞いをまとめてみました。頭で箱と矢印を描きながらご覧下さい。 ① メンバ選択演算子「->」は右辺値が大事 「->」これはメンバ選択演算子というのだそうです(MSDN)。アロー演算子と呼ぶ人もいます。これは「後置演算子」、つまり演算子の左側の値(左辺値)を使います。 メンバ選択演算子の左辺値に来ることが出来るのは通常「クラスのオブジェクトへのポインタ」です(「通常」じゃない場合については後述)。一般的なポインタ変数(int*型