[購読時間:2分] 米グーグルは現地時間の8月4日、次世代通信ツール「Google Wave」の開発を中止すると発表した。サービスの提供は2010年内までとしている。 「Google Wave」は2009年5月28日、開催中だったGoogle I/Oカンファレンスにおいてデモが公開され、次世代通信ツールとして一躍注目を浴びた。 中止の理由について同社は「多数の利点があり多くの熱心なファンがいるにもかかわらず、実際活用してもらえるケースがなかった」と説明する。 各種機能やテクノロジーは他のサービスで活用。コードの中核にある、Waveのイノベーションを促進させたプロトコルやドラッグ・アンド・ドロップ、ライブ文字入力は、すでにオープンソースとして他のサービスから利用することがが可能になっているほか、ユーザーが投稿したコンテンツをWaveから書き出せるツールの提供も予定している。 次世代の象徴でも
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