「GAFAM」から学ぶ、自動テスト手法――アジャイル開発で単体テストの“確からしさ”を検証する、ミューテーションテストとは:海外企業に学ぶテスト自動化(1) 海外の先進的企業の事例を基にテスト自動化に使われる手法を解説する本連載。第1回は、アジャイル開発において単体テストを検証する「ミューテーションテスト」について。 今の時代に「海外に学ぶ」というタイトルは反感を覚える方がいるかもしれませんが、残念ながら日本のソフトウェア企業と「GAFAM」(Google、Amazon.com、Facebook、Apple、Microsoft)との技術力の差は大きいです。それは日本の技術者が米国などの海外の技術者より劣っているという話ではなく、企業の利益の差が大きいと思っています。例えば、Googleの利益は約4兆円で、利益率約20%、1人当たりの利益は約7000万円、Microsoftの利益は約6兆円、