竜閑斎画『狂歌百物語』より「橋姫」 橋姫(はしひめ)は、橋にまつわる日本の伝承に現れる女性・鬼女・女神である。 概要[編集] 主に古くからある大きな橋では、橋姫が外敵の侵入を防ぐ橋の守護神として祀られている[1]。古くは水神信仰の一つとされ、橋の袂に男女二神を祀ったことが始まりともいわれている[2]。 橋姫は嫉妬深い神ともいわれ、橋姫の祀られた橋の上で他の橋を褒めたり、または女の嫉妬をテーマとした『葵の上』や『野宮』などの謡曲をうたうと、必ず恐ろしい目に遭うという[2]。これは、土地の神は一般にほかの土地の噂を嫌うという性格や、土地の信者の競争心などが、橋姫が女性であるために嫉妬深いという説に転化したもの[2]、もしくは「愛らしい」を意味する古語の「愛(は)し」が「橋」に通じ、愛人のことを「愛し姫(はしひめ)」といったことに由来する[1]、などの説がある。 橋姫の中でも有名なものが、京都府
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