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2014年8月12日のブックマーク (4件)

  • 胆石発作に於ける大柴胡湯の効果について

    以前より大柴胡湯は優れた利胆作用, 部分的平滑筋の抗けいれん作用等で広く知られている。京都山科愛生会病院では, 胆石症の疝痛発作に対してツムラ大柴胡湯の投与を行っているが, 過去5年間の投与例11症例のうち, 2症例に鎮痛および排石を認め, 残り9症例は鎮痛および症状の改善を認めた。排石の是非は, 胆石が cystic duct および, ampulla of Vater を通過できる大きさかどうかによるものと推測された。

    pirachan
    pirachan 2014/08/12
  • 大柴胡湯が奏効した嘔吐症の2例

    大柴胡湯が奏効した嘔吐の2症例を経験した。症例1は16歳女性。肺炎で入院中に嘔吐が出現。嘔吐,胸脇苦満などを参考に大柴胡湯を投与したところ,嘔吐は速やかに消失した。症例2は73歳女性。嚥下性肺炎の後,嘔気,嘔吐が出現。嘔吐に対し,胸脇苦満と便秘傾向を目標に大柴胡湯を投与したところ,徐々に消失した。古典条文の上で大量の生姜を含む大柴胡湯は,強力に嘔気を鎮めると考えられる。

    pirachan
    pirachan 2014/08/12
  • コレステロール胆石形成モデルにおける大柴胡湯 (TJ-8) による胆石形成抑制効果

    大柴胡湯によるコレステロール胆石形成に対する影響を, コレステロール胆石形成モデルを用いて検討した. 雄性ゴールデンハムスターを, 普通投与群 (N群: n=12), グルコース投与群 (L群:n=14), 1%大柴胡湯添加グルコース投与群 (L+D群:n=12) の3群にわけ4週間飼育した後, 胆石出現率, 胆汁脂質, 血清脂質および肝組織中の脂質の差を検討した. コレステロール胆石の出現率は, L群において71%と高率であったが, NおよびL+D群においては胆石形成を認めなかった. 胆汁中の胆石形成指数は, N群0.44±0.28, L群0.85±0.19, L+D群0.43±0.24 と大柴胡湯投与により有意に低下していた. 一方, 血清脂質は, コレステロール, 中性脂肪ともにL群においてN群, L+D群に比し有意に上昇したが, N群, L+D群間に有意の差は認めなかった.

    pirachan
    pirachan 2014/08/12
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