気象庁のホームページ(HP)に不適切な広告が相次いで表示されて広告の掲載を停止していた問題で、同庁が10月にも掲載を再開する方針で広告の表示方式の見直しを進めていることが27日、同庁関係者への取材で分かった。多数の広告主が出した広告が閲覧者に合わせて自動的に変動して表示される現在の「運用型」から、広告主などを絞って広告を事前審査しやすい方式などへの変更を検討している。 気象庁は税収が逼迫(ひっぱく)するなか、HP運営費の一部を広告収入で賄うため、霞が関では有数のページビューを誇るHPに中央省庁としては極めて異例の広告掲載を9月15日から始めたが、不適切な広告の表示が相次ぎ、16日から掲載を停止していた。 気象庁は誇大広告などは事前に表示されないよう設定していたが、効果を過大に表示するヘアケア用品サイトの広告などが設定をすり抜けて表示されていた。 運用型広告は、表示される広告を人工知能(AI
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