九州大学大学院医学研究院医化学分野の梅山大地学術研究員(現:理化学研究所)と伊藤隆司教授は、細胞内におけるタンパク質-DNA相互作用の全体像を捉える新しい方法を開発しました。 私たちの身体を形成している様々な細胞は、基本的に同一のゲノムDNAを持っていますが、ゲノム中の遺伝子を取捨選択して使うことによって、それぞれの個性を発揮したり環境変化に適応したりしています。この取捨選択を行うのがDNAに結合する転写因子やヒストン等のタンパク質です。したがって、ゲノムの働き方を包括的に理解するには、ゲノムDNA上のタンパク質結合部位を網羅的に明らかにする必要があります。そのために、細胞から単離した核にDNA切断酵素を働かせる方法が用いられています。しかし、これらの方法は、操作が煩雑な上に、核を単離する過程でDNAとタンパク質の相互作用が失われる危険性も有しています。 これに対して、梅山博士と伊藤教授は
研究効率で見る本当の大学ランキング: 学術論文が1回引用されるのに必要な研究費 | Chase Your Dream ! 先日、DreamChaserさんによる上記ブログエントリを拝読して、自分で大学ランキングを作ってみたくなって、下記のエントリをアップしました。 ぼくのかんがえた大学ランキング - P elements 「大学が研究に投じる経費全体」を計算の対象にしてランキングを作ってみたつもりだったのですが、各大学の財務諸表を引っ張ってくるだけで満足しちゃってて、肝心の計算方法がたいへん手抜きでした。ごめんなさい。ごめんなさい。 具体的には、 付属病院に関する経費・人件費などを考慮していない 役員人件費を考慮していない 一般管理費・財務経費を考慮していない などなど問題点がたくさんありました。ごめんなさい。ごめんなさい。 というわけで、改訂版を作りました。 ついでに、研究生産性の計算対
[20100605追記] 改訂版はこちら→改訂版 ぼくのかんがえた大学ランキング - P elements 研究効率で見る本当の大学ランキング: 学術論文が1回引用されるのに必要な研究費 | Chase Your Dream ! DreamChaserさんによる上記ブログエントリを拝読して、僕も自分で大学ランキングを作ってみたくなったので、やってみました。 DreamChaserさんのランキングでは、研究費として「科学研究費補助金(科研費)の額」が計算に使われています。 現実には、大学における研究活動は科研費によるものだけではないので、僕のランキングでは、「大学が研究に投じる経費全体」を計算の対象とすることにしました。 というわけで、各大学の財務諸表に載ってる研究に関わる経費データおよびそこから見積もった「大学が研究に投じる経費全体」の額をまとめてみたのが表1です。 見積もりの方法は後述し
いいタイトルが思い浮かばなかったので、ホッテントリメーカーに頼ってみました。 (普通に"Re: うまくいく実験、うまくいかない実験"とした方がよかったかも・・・) タイトルはこんなですが、このエントリは、 id:tsugo-tsugoさんによる下記のエントリ http://d.hatena.ne.jp/tsugo-tsugo/20090221 を拝読したのをきっかけに、自分の実験に対する姿勢を振り返って考えてみたことのまとめです。 上記のtsugo-tsugoさんのエントリに対しては、既に、id:klonさんがこちらのエントリ http://d.hatena.ne.jp/klon/20090222/1235294611 にて、大規模な実験を中心とした内容をお書きになってます。 僕(守備範囲は分子生物学)のいるラボは比較的ヘテロなメンバーから構成されていて、ほぼ一人一テーマに近い状態です。
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