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ブックマーク / zen.seesaa.net (23)

  • メディア・パブ: 「フィードアグリゲーター」+「キュレーター」 の新潮流、米マイクロソフトも参入

    「フィードアグリゲーター」と「キュレーター」の組み合わせで、新しいパブリッシングの流れが生まれるかもしれない。 すでに、特定トピック向けに選りすぐった(キュレート)したコンテンツを雑誌風に読めるようにするツールが出てきている。米Appleが先週、今年最も優れたiPadアプリ(iPad App of the Year)として称えたFlipboardもまさに、この類のツールである。 MicrosoftもFUSE Labs(最近MSを辞めたRay Ozzie氏が立ち上げていたラボ)で、「Montage」と称するツールを開発していたのだが、3日ほど前にそのベータ版を公開し誰もが利用できるようにした。このMontageを使えば、コーディングのできない者でも、特定トピックをテーマにしたWeb雑誌やタブレット向けアプリが簡単に作れるということなので、試してみた。 まずMontageに飛び、トピック名をキ

  • メディア・パブ: ソニーの電子書籍端末,17紙の電子新聞と5誌の電子雑誌が購入可能に

    ソニーの電子書籍リーダーで、電子版の新聞や雑誌は購読できるようになってきた。これまでの電子書籍に加えて、17紙の電子新聞と5紙の電子雑誌もReader"! Storeから購入できる。今後、購読可能な電子新聞や電子雑誌を増やしていく。 同社の電子書籍リーダーには、昨年末に新機種「Sony Reader Daily Edition」が加わり、携帯電話回線を使って自動配信される電子新聞や電子雑誌が受け取れるようになってきた。まず、次の17紙の電子新聞と5紙の電子雑誌が配信される。 ●新聞(月間購読料) All Things Digital($1.99) Chicago Tribune($9.99) Financial Times($14.99) International Herald Tribune($9.99) Los Angeles Times($9.99) MarketWatch Tod

  • メディア・パブ: 新聞紙を止めてKindleに配信すれば、経費が半減するって本当か?

    (ソース: Life/Google archive:1962年のNYCの新聞ストライキ日に、米コロンビア大の学生が学生新聞を売っていた) "NEWSPAPERLESS"とは「新聞が消える」ことなのか? 実際には、「新聞(newspaper)が消える(less)」でなくて、「newsを載せた紙が消える(paperless)」なのかもしれない。でも新聞紙にこだわってばかりいると、当に新聞社(新聞紙社)が消えてしまうかもしれないが・・・。 そのNEWSPAPERLESSの流れの中で、新聞社の活路として一部の新聞関係者の間で期待が集まるのが「電子ペーパー」リーダーである。新聞コンテンツを紙にプリントして物理的に配達するのではなくて、デジタルの形でまるごとネットで配信し、Kindleのようなリーダーで閲覧してもらう方法である。新聞紙の印刷や配達が要らなくなるので、大幅な経費カットが期待できるかもし

  • メディア・パブ: オンラインに賭けるNew York Times, 次に仕掛ける大きな手は?

    オンライン事業に賭けるNew York Timesが,次々と新しい手を打ち始めている。 これまでのNYTのオンライン戦略を振り返って見よう。数年前までは,NYTimes.com(New York Timesのサイト)も新聞紙の焼き直しに過ぎなかった。サイトでも,パッケージ化した形でニュース記事を一方的に提供していたのだ。ユーザー(読者)はトップページにアクセスし,そこで関心のある記事を探し,それから文ページで記事を閲読していた。大半のユーザーは,ブックマークあるいは検索エンジン経由でNYTimes.comのトップページに訪れていたのだ。 ところが数年前からオンラインメディアの世界でも地殻変動が起こってきた。一つはRSSフィードの出現である。もう一つは検索エンジンの進歩で,記事一が検索対象になってきたのだ。それもリアルタイムに近い形で各記事を検索できるようになったのだ。この流れに乗っ

  • メディア・パブ: 止まらないグーグルの頭脳流出,活気づくスタートアップに転職

    Googleからの人材流出が止まらないようだ。IPO前にストックオプションを取得し,入社4年後にオプションをすべて受け取った従業員が,同社を辞めていくことは避けられない。 この1年間に約6000人も新規採用するほどの大企業となったGoogleでは,やりがいのある挑戦的な仕事を見出せなくなったのかもしれない。すでに,優秀なキーパーソンがFacebookなどに続々と転職している。 Wired.comが,Googleを飛び出た人の一覧を掲載していた。彼らが転職した企業を以下に紹介する。ほとんどがスタートアップである。おもしろいベンチャーが目白押しだ。彼ら自身が起業したスタートアップもある。 *Cuill:すでに話題になっている検索エンジン。インデックス化コストがGoogleの10分の1とか。relevanceの点でも優れているとか。 *HowCast:人気上昇のハウツー動画サイト。YouTube

  • メディア・パブ: ウィジェットからオープンWebアプリへ,その先はクラウドコンピューティングか

    あけましておめでとうございます。 年明けを祝う花火としてはシドニーやベルリンが有名だが,今年は台湾の超高層ビルから打ち上げた花火が最も見応えがあった。そこで,AFPとReutersが提供しているウィジェット(Widget)をどうぞ。 このようなウィジェットを,昨年当たりからメディア・パブの記事でも随分と利用させてもらった。「2007年はウィジェットの年」になると見ていたので,ウィジェットを巡る動きもこの1年間しつこく追ってきた。 ウィジェットを,ユーザーのブログやSNS(プロフィールページ),ホームページ,パーソナライズドページ,PCデスクトップ,ケータイへに貼り付けるのが,米国ではかなり定着したといえる。そして企業やメディアが提供するアクセサリー的なアプリケーションが,あらゆる所でウィジェットの形で実行できるようになってきた。ポータビリティー性が高いこともあって,ウィジェットはバイラルマ

  • メディア・パブ: Firefoxも“クラウドコンピューティング”へ

    先週末(米時間21日)にMozilla Labs が 発表したWeaveは,これからの“クラウドコンピューティング”の流れを加速化させそう。 Weaveについては,日語のサイトでも数多く紹介されているはずなのでそちらに任せるが,Mozilla が示してくれている下図を見れば概要はつかめる。 要するに,ブラウザーで利用するデータ(ブックマーク,履歴,カスタマイズ情報,パスワードなど)をクラウド(あちら側)に置き,どこからでも利用できるようにする。もちろん,ケータイからも。また,TechCrunchが述べているように,ソーシャルグラフもクラウドに置けるようになるのかもしれない。このプロジェクトは大きな話に発展しそうだ。 21日に公開したWeave 0.1に続いて,2008年の早い時期に Weave 0.2 を出していく。Weaveを試したい人はこちらから。 ◇参考 ・Introducing

  • メディア・パブ: フェースブック,画期的広告手法の件でついに謝罪

    Facebook CEOのMark Zuckerbergは,同社公式ブログ上で,Facebook AdsのBeaconの件で謝罪した。 まず,冒頭で悪いことをしたと全面謝罪した。We simply did a bad job with this release, and I apologize for it. While I am disappointed with our mistakes, we appreciate all the feedback we have received from our users. I'd like to discuss what we have learned and how we have improved Beacon. Beaconを採用したのは,Facebook外での行動も友人同士で共有するためで,多くのユーザーが望んでいると信じていた。運用

  • メディア・パブ: ブログを直ちにWidget化するには

    自分のブログでも,お気に入りのブログでも,今では簡単にWidget化できる。下は,メディア・パブのWidget化の例である。 以前にFeedBurnerを調べるために,FeedBurnerでメディア・パブのフィード配信を行っていた。昨日久しぶりに,“メディア・パブ - powered by FeedBurner” をアクセスして気が付いたのだが,以下のように“Embed this content on your site”のコメントが出ていた。それをクリックすると,メディア・パブのWidgetが現れた。サイズや色などのカスタマイスを済ませると,そのWidgetをそのままブログやSNSに貼り付けることができる。このWidget化はSpringWidgetが請け負っている。日語にも対応している。 FeedBurnerに登録していなくても,SpringWidgetsのサイト上でも,同じようにブ

  • メディア・パブ: 新聞社サイトの有料サービス,最後の砦も崩れそう

    New York Times(NYT)は,有料コンテンツサービスの売り物であったコラムニスト記事を無料化するようだ。 New York Postのスクープである。同記事によると,同紙サイトの有料サービス“Timeselect”で提供していた有名コラムニスト記事(Op-Ed)の無料化を,NYTの経営陣が決めたという。 アーカイブの過去記事を別にすれば,現在も最新記事を有料提供している新聞社サイトは数少ない。有力サイトとしては,WSJ,FT(Financial Times)それにNYTくらいである。だが,FT.comの記事は配信先の他ニュースサイトなどで無料閲読できることが多くなってきた。NYTimes.comでもこれまで通常のニュース記事は無料で閲読できていた。売り物であるOp-Edなどのコラム記事だけが有料であったが,それも無料化になるということだ。 となると,WSJ.comが有料サイトの

  • メディア・パブ: 日本語化で過熱するセカンドライフ,その実態は?

    3次元仮想世界サービスSecond Lifeの日語版が先週末の13日に始まった。Second Life事業を仕掛けようとする関係者にとっては,待ちに待った登場である。 でも日語版サイトが現れる前から,既に国内のSecond Life(SL:セカンドライフ)ブームはかなり過熱気味だ。新聞や雑誌にはセカンドライフを盛り上げる記事で溢れているし,書店に行けば入門書や解説書が数多く並ぶ。メディアと歩調を合わせて,広告,教育/セミナー,コンサルティング,システムなどの関連企業も,SL関連事業で一儲けを企む。もちろん調査会社も後押しする。みずほコープレート銀行産業調査部は,来年末にも,SLの加入者数が2億5000万人に迫り,仮想通貨の年間総取引量が1兆2500億円に達すると予言する。 こうなると一般企業も,SLでの事業準備をせき立てられる。一般のインターネットユーザーもアバターで仮想社会を経験して

  • メディア・パブ: グーグル帝国の全貌,全製品を相関図で俯瞰する

    上は,フランスのGoogleブログに掲載されていたGoogle全製品(サービス)の相関図である。労作だ。 Websearch,Answers,Zeitgeist,Docs&Spreadsheets,YouTube,Blogger,Picasa,Reader,Finance,News,Double Click,AdSence,Trends,Gmail,iGoogleMaps,FeedBurner,Analytics・・・・。その他,膨大な各種API。こうした100種を越える製品(サービス)同士が密接に関連している姿を鳥瞰できる相関図である。その一部を抜き出した図を以下に示す。 Google帝国の総合パワーは末恐ろしいということか。それにしても,いつのまにか,Googleサービス中毒から抜け出せなくなっている自分自身が恐ろしい。 ◇参考 ・Carte des services Google

  • メディア・パブ: 有料動画配信サービスに未来はない

    Forrester Researchのレポートは,有料の動画配信サービス事業者にとって衝撃的な内容だ。レポートの結論が,プレスリリースの見出しのように,“No Future For Paid Video Downloads ”とあるからだ。 動画配信の有料サービスはこれからが番と信じている業者は多いはず。実はForresterも,有料動画ダウンロードサービスの2007年売上高は2億7900万ドルと,昨年の9800万ドルに比べ大幅に成長すると予測している。Apple, Amazon, Microsoft,Wal-Mart といった大手企業がこぞって,TV番組や映画のダウンロード販売/レンタル事業に参入しているし,これから格離陸するに違いないとバラ色の未来を描いていたはず。 実際,市場も急成長していのだから,来なら調査会社は強気の予測を打ち上げ,市場を後ろ押しするのが普通だ。ところがFo

    pomo123
    pomo123 2007/05/17
  • メディア・パブ: 望みのWebコンテンツを自分でwidget化し,個人ページに貼り付ける

    パーソナライズド・ページ・サービスは使い始めると,なかなか便利で止められない。RSSフィードで送られるコンテンツを組み込めるので,RSSリーダー代わりにも使える。さらに,widget(gadget) も充実してきており,オンラインサービスをパーソナライズドページ上から利用できるのも嬉しい。 だが,GoogleYahooなどのパーソナライズド・ページを個人用ポータルページとして使うと分かるのだが,所望のサービスを組み込めない不満が生じる。RSSフィードを配信しているWebサイトは限られているし,widgetの品揃えも十分ではないからだ。 そこで,ユーザーが所望のWebコンテンツを自分でwidget化し,それをパーソナライズドページに取り込めるサービスを,Webwagが始めた。同社が提供するパーソナライズド・ページ上から,所望のWebサイトページ上の特定エリアを選んで,簡単に自前のwidge

  • メディア・パブ: Wikipediaベースの検索サービスが開始,Googleを脅かすかも

    Wikipediaベースの検索サービス(β版)が始まった。検索対象を,Wikipediaページと,Wikipediaページからリンクが張られているページに限定することにより,絞り込みを行っているのが特徴だ。Wikipedia投稿者が,実際に引用したページだけを検索対象にしているため,雑音情報のフィルタリングが期待できる。以下は,About Wikiseekの原文。About Wikiseek The contents of Wikiseek are restricted to Wikipedia pages and only those sites which are referenced within Wikipedia, making it an authoritative source of information less subject to spam and SEO schem

  • メディア・パブ: 主要パーソナライズドページやブログ向けwidget提供サービスも出現

    聞くところによると,widget(gadget)は簡単に作れるそうな。ゲーム音楽,動画,ニュースなどの各種コンテンツの配信や,さらには企業の商品プロモーションなどにも使われていこう。個人でも,マッシュアップ用に開放されたコンテンツを利用すれば,面白いwidgetが作れそう。 widgetの配布先は,パーソナライズドページから始まっている。そこで,パーソナライズドページ向けのwidgetディレクトリーサイトが現れてきた。widgetアグリゲーターとも言えそうだ。その一つが,LabPixiesである。 今は,GoogleWindowsLive,netvives,PageFlakesの主要パーソナライズドページ向けのwidget(gadget)を,GameやEntertainment,Toolsなどのカテゴリー別に提供している。 ただ,Widgetの標準化はこれからで,同じwidgetですべ

  • メディア・パブ: 「参加するケータイ」でモバイル2.0時代へ

    Web2.0もやや傷気味になってきた。Web2.0を象徴する参加型サイトなどが,これまでのように猛烈な勢いで成長していたころは,先が見えないだけにワクワクしたのだが・・。でも米国ではピークが見え始め,そろそろ落ち着いてきたようだ。 先頭を突っ走ていたMySpaceも利用者数が踊り場を迎え(WSJより),これからは“make money”に励む段階といえる。参加型サイトをジャンル別に見ると,一極集中で勝ち残ったベンチャーが相次いで大手のネット企業やメディア企業に身売りしている。まず写真共有サイトのFrickrとブックマーク共有サイトのdel.icio.usがYahooに,次いでSNSのMySpaceがNews Corpに,動画共有サイトのYouTubeがGoogleに,それぞれ売却された。さらに参加型ニュースサイトのDiggも売却が秒読みに入った。いずれの主要参加型サイトも,大手企業の下で

  • メディア・パブ: ケータイ用Gadgetサービス,世界市場に向けてNokiaが公表

    Nokia(ノキア)が,ケータイ版のガジェットサービス“WidSets”を始めた。同日には,Googleがパソコン向けGoogle Gadgetの公開を発表していた(一つ前のエントリーで紹介)。パソコンでもケータイでも,ガジェット(gadget,widget)サービスが一気に花開きそうだ。 NokiaのWidSetsは,年初から開発を明らかにされており,2006年6月6日から一部ユーザーには試験的に開放されていた。今回,プレスリリースの形で正式に発表し,一般サービスを開始することになった。 まず,このWidSetsがどんなモノかを知るには,Widsetsのホームページのアニメを見ればよい。 Widsetsのライブラリーはこちら(widget Library)に掲載されている。以下のようなカテゴリーのガジェットが揃っており,Google Gadgetとよく似ている。実際,同じガジェットも用意

  • メディア・パブ: 米国のソーシャル・ネットワーキング・サイトを徹底比較する

    Web2.0にフォーカスしたブログとしては,“Techcrunch”と“Read/WriteWeb”とが双璧だろう。Techcrunchは日版が発行されており,そちらに任せることができるので助かる。そこで最近は,Read/WriteWebのエントリーを紹介することが増えている。どこかの出版社が日語版を出してくれないかな。 ということで,今回もRead/WriteWebから。米国のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)のサーベイ記事で,いつものように一覧表が載っており,参考になる。比較対象としたSNSは,次の8サイトである。 Bebo ,Facebook,Friendster,LinkedIn,MySpace,TagWorld,Orkut 仕方がないかもしれないが,アクティブユーザー数までもAlexaデータをベースに算出している。まぁ,大雑把な比較と見たほうがよさそうだ。 サービ

    pomo123
    pomo123 2006/09/22
  • メディア・パブ: Googleがついに,メディア会社にコンテンツ料を支払う

    Googleのビジネスモデルの大原則が崩れるかもしれない。 Google SearchやGoogle Newsに見られるように,Googleのビジネスはネット上のコンテンツを無料で使うのが原則であった。つまり,事実上無限大のコンテンツをタダで使わせてもらうのを前提にしたビジネスモデルであったのだ。 ところがついに,GoogleはAP通信社(the Associated Press)にコンテンツ代を支払うことした。両社間で契約された料金などの内容は明らかでない。ただ,Googleがメディア会社にコンテンツ代を払うとなると,たとえばGoogle Newsで勝手に利用されている4500以上のコンテンツオーナーの中には,黙っていないメディア会社が出てくるだろう。特に,提訴しているAFPは強くコンテンツ代を要求してくるはず。 こうした流れが強くなるのを恐れてか,GoogleがAPに支払うコンテンツ代