世界中の数十の狩猟採集社会のデータを分析したところ、こうした社会の少なくとも79%で、女性が狩猟を行っていた事実が示された。 これまで「男は狩猟、女は採集」という定説が広く定着していたが、これを覆す結果となった。 この研究は、アメリカ、シアトル・パシフィック大学のアビゲイル・アンダーソン氏らが行ったもので『PLOS ONE』(2023/06/28)に論文が掲載された。
誰の人生も1度きりで、今日という日は永遠に戻ってはこない。だからこそ、今を楽しく生きることが大切だ。人は一人では生きていけない。楽しく生きるためには人への思いやりが必要だ。 今やSNSでは、人生を豊かにするためのライフハックが溢れている。ライフハックの王者と呼ばれるSNSユーザーは、2010年から運営されているRedditのサブフォーラム『Life Pro Tips(ライフプロの秘訣)』から収集した、最も優れたライフハック術をTwitterでシェアした。 人生を快適に、毎日をより豊かにするための秘訣は、どれもシンプルで実用的なものばかりだ。自分にとって有意義だと思うものだけ実戦してみればいい。
何十年も探し求められた「アインシュタイン」のタイルがついに発見されたそうだ。 それは13の辺を持つジグソーパズルのような図形で、どれだけ並べても、絶対に同じパターンが繰り返されることはない。 数学の世界で「非周期的モノタイル」と呼ばれるこの形状の発見は、数学の歴史の革新的発見(ブレイクスルー)と称されている。 この図形の不思議さとすごさ、面白さを説明していこう。 非周期的タイルとは何か? 「アインシュタイン」とは言っても、あの天才物理学者アルベルト・アインシュタインのことではない。ドイツ語で「1つの石」のことで、つまりは1枚のタイルであることを意味するものだ。 これについて、発見者の1人であるカナダ、ウォータールー大学のクレイグ・カプラン教授は、「私たちは史上初の本物の”非周期的モノタイル”を紹介しています」と声明で述べている。 「非周期的タイル」とは何か? それは平面を隙間なく、かつ重な
フランスにあるイタリアン料理のレストランで、本場のおいしいピザを焼くイタリア人ピザ職人として注目を集めてしまった男性、実は16年間逃亡していたマフィアのボスだった。 17年前に2人を殺した罪で終身刑を求刑されたが、イタリアからフランスへ逃亡し、16年もの間名前を変えて、ピザ職人に転職していた。 国際指名手配となっていたが、ピザの腕前がすごすぎてSNSで脚光を浴びたことでバレてしまったようだ。 Italian mafia boss found working as pizza chef in France 16年間逃亡していたマフィアのボス、ピザ職人に フランスのリヨンに本拠を置く国際警察組織「インターポール」は、先日イタリアのマフィア組織のボス(別の報道では幹部としているところも)だったエドガルド・グレコ(63歳)を逮捕されたことを発表した。 グレコはパオロ・ディミトリオという名前で、フラ
アメリカで、鉄道作業員の男性は、アライグマが線路のレールにまたがった状態で動けなくなっているのを発見した。 この日の気温はマイナス12度。アライグマの生暖かいふぐりが、一気に瞬間冷凍されレールに張り付いてしまったようだ。 作業員は新たに「レールとふぐりを切り離すという」繊細な作業が発生したものの、無事アライグマを救出することに成功した。 アライグマのふぐりが線路のレールにひっついて離れない事案 アメリカ、ジョージア州コクランで、マイナス12度の極寒いの中、鉄道作業員のニール・マリスさん(35歳)は、線路のレールにまたがった状態で動けなくなっているアライグマを発見した。 近づいて良くみたところ、アライグマのふぐりが冷たいレールにピタリとはりついて取れなくなってしまっていたのだ。 この画像を大きなサイズで見る ぬるま湯とショベルを使ってふぐりを引きはがす作戦に ニールさんと同僚たちは、シャベル
数年前、アメリカでは「ピザは野菜」に分類されているとして話題となったが、アメリカの子供たちの認識がいろいろおかしなことになっている。 アメリカ南東部の大都市圏に住む4~7歳の子供を対象にした調査結果が論文として『Journal of Environmental Psychology』に掲載されたのだが、子供たちの約4割が、ベーコンやホットドッグ(ソーセージ)などの食品が植物ベース(野菜)であると信じていたという。 子供たちの40%が動物性食品を植物由来だと思い込む サウスカロライナ州ファーマン大学の研究チームが、アメリカ南東部の大都市圏に住む4~7歳の子供176人を対象にした調査を行ったところ、驚くべき事実が判明した。 食品の画像を見せ「動物ベース」と「植物ベース」に分類するよう子供たちに求めたところ、36%から41%の子供たちが、チーズやベーコン、ソーセージ、ホットドッグ、チキンナゲット
「事実は小説より奇なり」とはよく言ったものだ。昨年、数学者たちを悩ませた、大昔の数学の問題が解決された。だが解答したのは数学者ではない。なんと現在刑務所に服役している殺人犯だ。 その問題は「幾何学の父」と称される古代エジプトのギリシャ系数学者、エウクレイデス(ユークリッド)が頭を悩ませた「連分数」で、現在では暗号技術などに使われる非常に重要な理論であるそうだ。 殺人罪で刑務所に収容された囚人、数学に目覚める 現在ワシントン州シアトル近郊の刑務所で服役中のクリフトファー・ヘイブンズ(40歳)は、苦難の人生を歩き続けてきた。 高校は中退。仕事が見つからず、やがて麻薬に手を出すようになり、ついには人を殺めてしまった。2011年に25年の実刑判決を受け、刑期はまだ15年残っている。 しかし刑務所の中で数学と出会ったことで、彼の人生に光が差し始めた。独学で高等数学の基礎を学び、情熱を感じるようになっ
古典的な数学を応用することで、脳の構造を観察するまったく新しい方法が考案された。それによると、脳は最大11次元で稼働する多次元幾何学的構造なのだとか。 「想像だにしなかった世界が見つかってしまいました」とスイス連邦工科大学ローザンヌ校の神経科学者アンリ・マークラム氏は当時コメントしている。 「脳の小さな断片ですら、こうした物体が数千も7次元を超えて存在していたのです。一部のネットワークでは11次元構造すら見つかりました。」 人は世界を3次元の空間としてとらえる生き物だ。4次元空間でさえまともに想像できないのに、突然11次元と告げられても、何のことやらまるで理解がついていかない。いったいどういうことなのか? 高次元幾何学物体としての脳 この数学的脳モデルは、スーパーコンピューターでヒト脳を再現しようという計画「ブルー・ブレイン・プロジェクト」の研究チームによって作られた。 研究チームは、「代
世界中の衛星写真を、地球儀を回しているかのように閲覧できるバーチャル地球儀システム「Google Earth(グーグルアース)」。 地球上には、まだまだ私たちが知らない美しい風景がある一方で、なんとも奇妙で不思議な、謎の地形や光景(関連記事)が存在する。 地質学者のウィルさんは、お金をかけて限られた場所を旅するよりも、デスクの前に寛いで座り、ほとんどの人が決して訪れることのないあらゆる種類の興味深い場所を何時間もGoogle Earthで探すことを趣味としている。 魅惑的な採掘現場から、砂で覆われ放棄された集落まで、ウィルさんがGoogle Earthで見つけた興味深い地形や場所の中から、今回は20のリストを紹介しよう。 1.サハラ砂漠の塩抽出作業現場 この画像を大きなサイズで見る Google Earth上で、アフリカのアルジェリアからニジェールへ向かうサハラ砂漠縦断ハイウェイを旅してい
海外で、ある日本の噂が広がりを見せている。私にとっては初耳な話で、逆に驚いてしまったわけだが、その噂は「日本政府は2020年に電子レンジの廃止を決定した」というものだ。 ガチで信じている海外人もいたようだが、これはいったいどういうこと?なんでこんな噂が広がっているの? 今回は噂の真相に迫ってみたい。 日本で電子レンジが廃止になるって本当?問い合わせが相次ぐ 2019年4月下旬、間もなく日本で電子レンジが廃止になるという噂に遭遇した人たちからの問い合わせが、事実検証サイト『スノープスsnopes.com』に寄せられた。 日本政府は、今年末までに国内全ての電子レンジを廃棄することを決定した。これに応じない市民や団体組織は、罰せられる可能性もあると脅されているというけど、これって本当なの!? スノープスはフェイクニュースの真偽判定を行っている有名なサイトで、この噂の真相を解明してくれた。 噂の出
未来の世界のネコ型ロボット、ならぬヒト型ロボットの「アトラス」(関連記事)や、(こちらはちゃんと四つ足の)イヌ型ロボットを開発しているボストンダイナミクスから、また新しいタイプのロボットが登場したよ。 今回はなんと鳥型だ! 実はこのロボット、イヌ型ロボット「ビッグドッグ」の後ろ足に車輪を付けた「ハンドル」のニュータイプなのである。ロボット界の進化の系統樹は、自然界のものとはかなり異なってきているようだね。 Handle Robot Reimagined for Logistics アヒルかな?ガチョウかな? さて、こちらがニュータイプのハンドルくんだ。 この画像を大きなサイズで見るimage credit: YouTube 短い脚に、重たげなお尻、そして長い首…、これはアヒルかな、ガチョウかな。ハクチョウというほど優雅な雰囲気ではないしね。 棚の荷物を「頭」の部分のバキュームで吸着して、こ
すべては科学の為。科学者がまた体を張って実験に挑んだようだ。 なんでも口に入れてしまう子どもの誤飲事故は多い。人気のおもちゃ、レゴブロックも誤飲されやすいおもちゃの1つだ。 そこでイギリスの研究者ら6人は、自らが実験台となり、レゴブロックの頭の部分を飲み込み、自らの排泄物をほじくりつづけた。 そして安心する結果がでたようだ。 お子さんがレゴを飲み込んでしまっても、1、2日もあれば、便と一緒に出てくるそうだ。 Everything is awesome: Don’t forget the Lego 飲み込んだレゴきちんと排泄されるのか?何日かかるのか? これは『Journal of Paediatrics and Child Health』に掲載された『Everything is Awesome: Don’t Forget the LEGOs(何もかも素晴らしい:レゴをお忘れなく)』というタ
2月下旬のことである。とても奇妙でとても珍しい雲がグーグルマップとグーグルアース、そして肉眼で観測されたそうだ。 それは南極から北極まで続く帯状の雲で国際宇宙ステーションからも観測された可能性があるという。 海外サイトによるとまるで「雲の道」かのようなこの超ロングな雲についてさまざまな意見があがっており議論の的になっているようなんだ。 オランダ上空で不思議に奇妙な雲を発見! Incredible – Video surfaces of gigantic bizarre straight line soaring through the sky! 不思議な雲を発見したのはユーチューブユーザーのMrMB333さんだ。 MrMB333さんは2月20日、オランダ上空に帯状の雲がかかっているのを目撃した。 この画像を大きなサイズで見る グーグルマップとグーグルアースで確認するとこの雲が延々と地球を真
ちょっとそこらにある穴を探してほしい。でもってそれを指先で触れ、舌で触れてみてほしい。舌で触れた方がその穴は大きく感じるらしいのだ。 そんな説初めて聞いたけど、海外では良く言われていることらしい。 でもってこれは本当で、錯覚や幻聴などの一種なのだそうだ。 人の感覚は常に私たちを騙し続けている。その1つが口で感じる大きさの錯覚なのだという。穴のような物は、それを指で触るか、あるいは舌で触るかで大きさが違って感じられるのだ。 『Journal of Experimental Psychology: Human Perception and Performance』に掲載された研究では、この現象を説明してくれている。 この画像を大きなサイズで見る 舌は柔軟なので、対象を感知する精度が高いため 指で触れた時に小さく感じられた穴は、舌で触れるとそれよりも大きく感じられる。このような異なる部位(舌、人
動物たちの中には、誰に教わるでもなく、あたりまえのように弱きものを支えながら生きていくものがいる。かつて、元野良猫が盲目の犬の目の代わりになったように、ごく自然に助け合って暮らしていることがあるのだ。 アメリカ・イリノイ州にあるエリンさんの自宅の裏庭には2009年頃から1匹のアライグマが食べ物を探しにやってきていた。どうやらこのアライグマ、目が見えないようであちこちでつまづいている。 心配しながらその様子を毎年見守っていたエリンさんだったが、2014年、このアライグマが2匹の子猫を伴ってやってきた。子猫たちはまるでボディーガードのようにアライグマを守るようなそぶりを見せていた。 3匹はなんとか野生で暮らしていたものの、わずか生後半年の子猫を心配した家族は2匹を保護した。本格的な冬が来る前に家に迎え入れることにしたという。 Blind Raccoon and his bodyguards 裏
伸びきった髪に汚れた衣服、でも自分のことはどうでもよいのである。タイに住むホームレス男性、ローンダムさんの生きる目的は野良猫を救うこと。 毎日果物のライムを売って、その賃金をすべて猫の餌代に費やしているのだ。彼の生きる目的ができたという点でいえば、猫たちも功労者なのである。 野良猫のエサ代を稼ぐためにライムを売っているローンダムさん この画像を大きなサイズで見るimege credit:Cat Lover Loong Dum ある日、ローンダムさんの売るライムを買おうと1人の女性が近づき、そこに掲げられている看板に目をやった。 さらに女性はローンダムさんの見た目の奥に隠れている心の優しさに気付いた。その看板にはこう書かれていた。 ライム1袋20タイバーツ(約65円)、この売上は猫の食費になります この看板に興味を持った女性が調べてみると、ローンダムさんは本当に、毎日近隣の野良猫の世話をして
1979年から2015年まで、厳格な人口抑制策として一人っ子政策をとってきた中国で行われた研究によると、一人っ子は兄弟・姉妹がいる人とは異なる脳の構造を発達させるのだそうだ。 一人っ子はクリエイティブだが、社交性に欠けるキライがあるという。 一人っ子とそうでない子の神経学的な差異の調査 これまでも一人っ子と兄弟・姉妹がいる人との行動、認知機能、性格の違いについて取り上げた研究はあった。 常識的に考えれば、一人っ子は親の注目を独り占めできるために、励ましなどを多く受けるだろうが、一方で子供の頃の分かち合いや競争といった経験には乏しいだろう。 今回、中国の南西大学の研究者は一人っ子とそうでない子との神経学的な差異を明らかにしようと試みた。また家庭環境の違いが子供の脳構造の発達に与える影響についても調査した。 中国政府は1979~2015年にかけて一人っ子政策を実施し、人口の抑制を行なってきた。
この画像を大きなサイズで見る 先日、米カリフォルニア州を拠点にNASAの研究開発などを行っているジェット推進研究所(JPL)が金属でできた特殊な”布”の試作品を発表した。 「NASAの新しい宇宙織物」として紹介されたこの布は従来の布とは異なり、3Dプリンタで作られる。いわゆる鎖かたびらに似ているが、宇宙では幅広い用途で使われる可能性を秘めているという。 針も糸も通せない金属の布。これが宇宙でどのように役立つのだろうか? JPLが開発した金属の布 この試作品はスペインのファッションデザイナーを親に持つエンジニアが開発したものだ。小さくて四角い金属パーツがつながっているため、鎖かたびらに似た外見をしている。 そしてこの “布” は手で縫い合わせることはできない。3Dプリンタで丸ごと作られるのだ。 宇宙で役立つ4つの機能 この布は、反射率と受動的な熱管理、折りたたみ性と引っ張り強度という重要な4
この画像を大きなサイズで見る イギリスのロンドンで、犯罪に使われたナイフで作られている巨大な天使の像が話題になっている。 これはイギリス全土で多発しているナイフ犯罪の現状を伝えるため、各地の警察が没収や恩赦などで集めたナイフ約10万本を加工したオブジェで、犯罪の撲滅と犠牲者追悼のモニュメントとして近々ロンドンの広場に設置される。 10万本のナイフでできた天使の彫刻 この彫刻はナイフエンジェルと呼ばれており、ロンドンのシュロップシャー州オスウェストリーにある鉄工所がおよそ2年かけて作り上げたものだ。 この画像を大きなサイズで見るimage credit:Joe Giddens PA Wire/PA 鋭利な刃物からなる高さ約8.3mという巨大な天使の像は、41もの警察署が持ち寄った約10万本ものナイフでできている。 地元警察も協力。押収品のナイフを使用したモニュメント これらのナイフは実際に凶
アメリカ、カリフォルニア州ナバパレー、ベリエッサ湖のモンティセロダムにあるダム穴をドローン撮影した映像が公開された。 ダム穴恐怖症なら身を凍らすほどの恐怖がそこにある。垂直な穴にむかって水が渦を巻きながら流れ落ち、600メートル下にある近くのプタ川に注いていくのだ。
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