米Microsoftは5月12日(現地時間)、Windows XPで無線LAN向けの暗号化通信技術「WPA2(Wi-Fi Protected Access 2)」をサポートするためのアップデート・モジュールを公開した。WPA2は、WEP(Wired Equivalent Privacy)の後継規格にあたるWPAの改良版であり、IEEE 802.1xによるユーザー認証のほか、新たに暗号アルゴリズムの「AES(Advanced Encryption Standard)」をサポートする点が特徴だ。また今回のアップデータでは、WPS IE(Wireless Provisioning Services Information Element)のサポートも行われており、無線ホットスポットを展開するISPなどが、単一のネットワークで従来の非暗号化通信に加え、新たに暗号化通信環境を混在させることが