アメリカはご存知の通り銃社会であり銃による凶悪犯罪が多く発生しており、また同時に駆けつけた警察官が犯人に撃たれるといった事件も多発しています。 そんな法執行機関に勤める警察官や兵士など、銃の危険性にさらされている人達のために開発されたのが「Automatic Injury Detection(通称:AID)」と呼ばれる自動損傷検出システム。 これは警官や兵士が攻撃を受けると自動的に本部や司令官に情報を送るという画期的なシステムなのです。 今回はそんなAIDについてご紹介していきます。 ■警察や軍隊で活用できる自動損傷検出システム「Automatic Injury Detection」 出典:DataSoft このAIDが開発されるきっかけになったのは銃による犯罪件数の増加、そして警察官や保安官たちの被害件数の増加です。 アメリカでは銃の犯罪件数に比例して、その犯罪に対応する警察官や保安官た