[ローマ 7日 ロイター] イタリアの首都ローマで5月11日に大地震が起きるとの予言がインターネットを介して広まり、一部住民が避難を計画するなど、大きな騒ぎとなっている。 同国のインターネットやブログ、交流サイト(SNS)によると、1979年に86歳で死去した地震学者ラファエレ・ベンダンディ氏が、11日にローマで大地震があると予言したという。 国営イタリア放送協会(RAI)は騒ぎの沈静化に向けて特別番組を放送。当局も地震は予知できないとの公式見解を発表するなどの対応を行ったが、多くの住民の不安を払しょくするに至っていない。 バーテンダーとして働くある男性は、上司には診察の予約があると報告して11日は欠勤するとコメント。「死ななければいけないとしたら、妻や子どもと一緒に死にたい。多くの人が同じように考えている」と述べた。またシェフの女性も11日は欠勤すると述べ、「自分が本当に予言を信じてい
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