▲新館。観賞自由なのが嬉しい 「武雄温泉楼門」(以下、楼門)をくぐると、一番手前には2つの大衆浴場がある「武雄温泉本館」(以下、本館)、一番奥には、昔の浴場の跡がそのまま残る「武雄温泉新館」(以下、新館)があり、自由に鑑賞できますよ。 その他「旅館楼門亭」の浴場を兼ねた「鷺乃湯」や、「柄崎亭」「殿様湯」「家老湯」などの貸切風呂が点在しており、さながら温泉パラダイスです。 ▲新館2階から見る楼門 武雄温泉の歴史は古く、開湯は何と約1300年前。明治28(1895)年頃までは柄崎(つかさき)温泉と呼ばれていました。 当時、神功(じんぐう)皇后が三韓征伐の凱旋の途で立ち寄り、手に持っていた太刀の柄(つか)の先(さき)で岩を割ったところ湯が湧出したのが始まりとも、鷺が温泉で傷を癒しているのを発見したのが始まりとも言われています。 その後約1300年もの間、良質な湯を楽しもうと、伊達政宗、宮本武蔵、