新型コロナで経済的に苦しむ人たちへの給付金。悪用される事件が相次いでいます。中でも5兆円が投入された「持続化給付金」の詐欺では、さまざまな職業の人たちが逮捕されました。中でも異質だったのは、主婦グループの間で不正が広がった、関西の事件でした。 (大阪放送局記者 高橋圭太、NHKスペシャル「コロナ犯罪」取材班) 意外な顔ぶれ 新型コロナの影響で売り上げが前年から50%以上減少した中小企業の事業者に最大で200万円、個人事業主には最大で100万円が支給される「持続化給付金」。 困っている人を迅速に助けるため、手続きは確定申告書や売り上げ台帳、本人確認の書類などを用意すれば、比較的簡単にできるものでした。 職業を偽り、でたらめの売り上げを記した書類を用意して、給付金をだまし取る手口が相次いだのです。 去年の夏から摘発が始まり、学生、新聞社の社員、税務署の職員までもが逮捕されましたが、中でも異色だ
![持続化給付金詐欺 不正連鎖の実態 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c6d389e4acf3897324906aa8bec44154b302dc0a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210427%2FK10012999691_2104271010_2104271038_01_02.jpg)