坪倉正治 アップルペクチンをご存知でしょうか?食物繊維の一種、通常の食品にも含まれているもので、ゲル化剤としても機能します。歴史も長く、古くからジャムやマーマレードを作る際に粘度をつけるために用いられてきました。アップルのペクチンなので、リンゴの皮の部分に多く含まれる食物繊維成分ということになります。 EUの委員会では、安全な食べ物とされ摂取量の制限はありません。(もちろん、ひたすら食べ続けるのは良くない可能性はありますが。)アメリカでもgenerally recognized as safeとされている。そんな食品(医薬品ではありません)です。 ご存知の方も多いかと思いますが、ウクライナやベラルーシで子供達の内部被曝を軽減させるために、しばしば使用されてきた食品でもあります(Nesterenkoらによる)。 いくつかの論文や報告書があり、実際に服用中は体内のセシウム量が軽減したという報告