2013-05-16 体細胞核移植によるヒトクローンES細胞の樹立 研究 ついにというかやっぱ誰かは研究を続けてたんだ!という気持ちです。 Cell論文:Cell - Human Embryonic Stem Cells Derived by Somatic Cell Nuclear Transfer スパっと直球なタイトル。 ヒトクローンESの研究は10年前くらいまではみんな頑張ってたんだけど(と言っても倫理的にホイホイ試せるものでもないけど)、例の不正論文の件でぐちゃぐちゃになっちゃって、さらにiPS細胞が出てきて諸問題を解決できそうなので、もうこんなつらい思い(倫理の壁、技術的問題、もうiPSでいいじゃん)するなら恋なんかしないと皆考えているかなーと下世話ながら思ってたところです。ヒトクローンでES細胞=米大が作製、韓国虚偽発表から9年 (時事通信) - Yahoo!ニュース
所用でニュージャージー州外に行っていたのですが、その間にこの問題がどんどん拡大していたのには驚きました。現在の事態は、この欄で過去に申し上げた「管理売春は現代の基準では性奴隷」という指摘、また「国境を越えたコミュニケーションでは理念型の発信しか通用しない」というコメントが生かされなかった点、何とも残念に思います。以下は、とりあえず、現時点で気づいたことを箇条書きにしておこうと思います。 (1)アメリカなど欧米諸国はキリスト教国だから性的なタブーの強い「偽善的な国」だという主張があります。もしかしたら問題の奥の背景にはそうした宗教やカルチャーもあるのかもしれません。ですが、アメリカがいい例ですが、買春行為に対して社会が厳しい目で見ているのは宗教や文化のためではないと思います。核家族のイデオロギーが確立する中で、買春行為というのは、妻と子への裏切りであり、社会の最小単位である核家族を破壊し、自
この所更新が途絶えすっかりご無沙汰しておりますが、これは単に本業が忙しくて手元のネタにじっくり取り組む事が出来ないだけでして、決してネタ切れになった訳ではありません。 ただ、当分更新は滞ってしまいますので、改めてここでお知らせしておきます。 さてそんな中、数々のブログパーツを提供している『BlogToy』が、今月5月31日をもってサービス終了となるお知らせがあり、ちょっとあせっております。 当ブログではアクセス解析としてこの『BlogToy』の「ブンブンカウンター」を愛用しておりましたが、6月以降これが使えなくなる訳です。 このカウンター、アクセス機能は簡易的ではありますが、日別・時間別のアクセスのみならず、リンク先・検索ワードも表示され、読者がどんな経路で当ブログに辿り着いたのかが分かる様になっております。 それをブログを書く時の参考にしたり、突如のアクセスがあった時などはその原因を探る
「活性酸素は老化の原因」「抗酸化サプリでアンチエイジング」──こんなうたい文句を聞いたことのある人は多いだろう。フリーラジカルなどの活性酸素によって細胞が傷害を受け,その蓄積のために老化するという説は,1950年代に登場し,老化メカニズムの“定説”になった。だが最近の研究によると,それほど単純な話ではないようだ。マウスに抗酸化物質を食べさせると寿命が延びるとした初期の実験は再現できず,遺伝子操作でフリーラジカルを多く作らせた線虫はむしろ長生きした。抗酸化剤を飲んでいる人が長生きするとの証拠も見つかっていない。どうやらフリーラジカルは単なる「悪玉」ではなく,細胞修復を促す役目もあるようだ。 再録:別冊日経サイエンス204「先端医療の挑戦 再生医療,感染症,がん,創薬研究」 「覆る活性酸素悪玉説」を深読みできる関連記事はこちら 著者Melinda Wenner Moyer ニューヨーク州ブルッ
がんの撲滅は人類が直面しているあまりに大きすぎる課題だ。現代の日本では、がんは死因のトップとなっている。 数あるがんの種類の中でも、とりわけ膵臓がんはやっかいである。膵臓がんは全種類のがんの中で死亡原因が第4位となっている。膵臓がんは転移しやすく、従来の化学療法や放射線療法もあまり効き目がない。 膵臓がんにかかった患者が5年後に生存している確率はたったの4%にすぎない。ゲムシタビンやエルロチニブといった治療薬もあるが、これらを投与しても末期の膵臓がん患者の生存は最大で6ヶ月までしか伸ばすことができない。 今回、アメリカのアルバートアインシュタイン医科大学の研究グループは、膵臓がんに治療の画期的な方法を提唱した。それは、体内被曝療法である。放射性物質を搭載した細菌を体内に投与し、細菌が発する放射線でがん細胞を殺すというやり方だ。爆弾を搭載した戦闘機を標的に体当たりさせる攻撃方法とも似ている。
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