都内のあるスーパーのお米売り場では、レンジで温めて食べる「パックごはん」が棚の3分の1を占めている。銘柄米、小食向け食べ切りサイズなど種類も豊富。共働き家庭、高齢者、単身者など幅広く人気なのだ。 価格帯は1個100〜200円程度。割高とはいえ、白米に比べたら値段の幅は狭い。 横浜創英短期大学名誉教授で、栄養・料理研究家の則岡孝子氏は「食生活の変化だけでなく、パックごはん自体の味のクオリティーが上がっているからだと思います」と言う。 そこで、則岡氏協力のもと、一体どれがおいしいのか、パックごはん24種を実食調査した。 ■PB商品 1個100円程度と安いものが多いが、味もなかなか。量販店のドン・キホーテでは、300グラムの大盛りサイズをメーンで販売、味もいいと評判だ。 「当社は、ごはんを炊く水にこだわりました。ブレンド米で原価を抑え、魚沼の水を使用することでおいしく炊き上げています