消費者庁は、新型コロナウイルス対策での消毒や除菌についての注意点をまとめ、人がいる場所での空間噴霧やマスクへの噴霧など、薬剤を吸い込むおそれがある使い方は推奨しないと呼びかけました。 消費者庁の伊藤明子長官は1日の定例会見で、新型コロナウイルス対策としての消毒や除菌についての注意点を公表しました。 伊藤長官は「新型コロナウイルスの対策では、まずは手洗いを行ってほしい」と述べた上で、手指の消毒剤を購入する際は医薬品や医薬部外品を選ぶことや、アルコール消毒液の場合は濃度60%以上のものを選ぶこととしました。 アルコールは「火気厳禁」の表示があれば濃度60%以上だと確認できるということです。 また次亜塩素酸水を含めて、消毒や除菌効果がある商品を空間噴霧することについては人がいる状態では推奨しないとし、これらの商品をマスクに噴霧するなど薬剤を吸い込んでしまうような状態で使うことも推奨しないとしまし