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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (27)

  • 疫学の考え方を学ぶ――アピタルがん夜間学校第5回「がんの統計とエビデンス」

    朝日新聞のアピタルが、「自習室 - アピタルがん夜間学校」という番組を配信しています。内容は、がんにまつわる色々な問題について、がん治療に関わる専門家が講師となって、講義形式で進めていくというものです。 その番組で先週、“アピタルがん夜間学校第5回「がんの統計とエビデンス」”(アーカイブ※動画再生注意)が配信されました。 これが大変に良い内容だったので、今回採り上げて紹介します。 この講義の講師は、国立がん研究センターの山精一郎氏で、がんについての統計情報の読み方や、疫学の考え方を解りやすく説明する、という内容です。 これは、とても良くまとまっています。がんの原因や死亡率の話――粗死亡率と年齢調整死亡率の違い、死亡と罹患の違い等――参考になる統計情報を掲載しているWEBサイトの紹介等から始まり、がん研究の様々なアプローチの種類と、それぞれの研究の重要さの違い――たとえば、一般に理論研究や

    疫学の考え方を学ぶ――アピタルがん夜間学校第5回「がんの統計とエビデンス」
    powerbreathing
    powerbreathing 2012/08/26
    本当に良い番組を紹介していただきました。ありがとうございます。
  • 食中毒による死者は「増えた」? 増えたとしたらその理由は? - Interdisciplinary

    小比良さんがブクマなさっていた記事です⇒中毒 死者が増えた理由は何か / 西日新聞 タイトル通り、最近起こった、死者が出てしまった中毒事件を受けて、どうして中毒による死者が増えてしまったのか、と提言する内容です。 で、小比良さんがブックマークコメントでも指摘なさっていたのですが、記事中の、 実際、中毒の死亡者は2005年から10年まで6年間ゼロだった。 この部分は誤りだと思います。実際、厚労省の資料(中毒事件一覧速報|厚生労働省)を参照すると、 2004 死者数:5 2005 死者数:7 2006 死者数:4 2007 死者数:7 2008 死者数:4 2009 死者数:0 2010 死者数:0 2011 死者数:11 このようです。記事中の、2005年から2010年まで死者数ゼロだったというのは、どこからきたのでしょうか。ちょっとよく解りません。ちなみに、腸管出血性大腸菌の死

    食中毒による死者は「増えた」? 増えたとしたらその理由は? - Interdisciplinary
    powerbreathing
    powerbreathing 2012/08/23
    厳しいけれど頼もしい。
  • 続・おにぎり食中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinary

    続き おにぎり中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinaryの続きです。 前のエントリーのコメント欄を見れば解るように、onodekita氏は、製造後に菌が増殖して中毒が起こった事自体を疑っているようです。そして、次のようなつぶやきを書いています。まずonodekita氏のつぶやきを貼り、次に、onodekita氏が賛同していると思われるRT(twitterでの公式転載機能)先のつぶやきを貼ります。 つぶやき群 ここからonodekita氏のつぶやき。 おにぎりが犯人ではないんだろう。断定するのが早過ぎる。何か変な材が混ざっていたんだろうな。 http://twitter.com/onodekita/status/237867903528103936 中毒が起こるほど菌が増殖しているんだったら、だれがみても腐っているとわかるはず。少々腐ったご飯

    続・おにぎり食中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinary
    powerbreathing
    powerbreathing 2012/08/22
    onodekita氏のツイート検証続編。お疲れ様です。
  • おにぎり食中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinary

    2012年8月22日追記:続きを書きました⇒続・おにぎり中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinary Twitter / onodekita: 【西日大雨】やはり救援物資のおにぎりが原因 京都・ ... 【西日大雨】やはり救援物資のおにぎりが原因 京都・宇治の中毒 - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120819/waf12081919180017-n1.htm … おにぎりの具は何だ?おにぎり中毒、聞いたことないが・・ (※強調部は引用者によります)発言者のプロフィールによると、開業医だそうです。放射能や原発関連の話題で名前をしばしば見る方です。 「おにぎり中毒、聞いたことない」という文を文字通りに受け取ると(それ以外の受け取り方を思いつかない)、中毒

    おにぎり食中毒を聞いた事が無いという医師の意見について - Interdisciplinary
    powerbreathing
    powerbreathing 2012/08/20
    おにぎりで食中毒がしばしば起きたので素手でおにぎりを握らない様に衛生指導されるわけで・・・熊本のあのお医者さんは食品衛生に関心が無いのでしょうか?
  • 菊池誠さんのニコ生番組 - Interdisciplinary

    追記:リンク貼り忘れていたので⇒<どうする?原発>科学者・菊池誠が語る「トンデモ・デマから身を守る方法」 - ニコニコ生放送 とても杜撰な内容でしょう。 菊池さんも、準備しないと駄目でしょう。だって、ああいうのを観る人って、ある現象や主張に対して、どうしてそうなるのか、そう言えるのか、という所に格別の関心を持っている人じゃないですか。なのに、資料の準備もせずに、これはこうだ、こうじゃないかな、みたいに、曖昧だったり、曖昧なのに断定的な言い方をされたりすれば、納得いく訳無いでしょう。それはここにこういう資料があってここまで解っている、みたいにちゃんと説明しないと。データや根拠が大事なのは前提でしょう? そして、被曝の問題について話題になるようなトピックは、多くても何十かに絞れるだろうから、それをリスト化してパッと資料が出せるようにする、くらい出来るでしょう。そういうのは競技ディベートなんかで

    菊池誠さんのニコ生番組 - Interdisciplinary
    powerbreathing
    powerbreathing 2012/08/11
    キクマコ先生、やっぱりスランプなのかな。
  • 朝日新聞によるEM批判記事、への反論記事について検討する - Interdisciplinary

    ■趣旨 先日朝日新聞が報じたEM批判記事、への反論が、以下のサイトに掲載されていた。 [DNDメルマガ]vol.468 朝日新聞が比嘉照夫氏の談話をWebから無断引用の疑い そこでは、記事を書いた朝日新聞記者の長野剛氏および、取材に答えた科学者の主張が細かく採り上げられ非難されている。首を傾げざるを得ない部分が多々見られた。不当な評価と思われる所は指摘しておくに越した事は無いだろう。そこで、エントリーにおいて、出口氏(DNDメルマガの著者)の反論の内容を考察・検討する。 ■注意事項 引用文中の強調は引用者による。 引用文は、q タグもしくは blockquote タグで囲む。 追記:q 要素はIEでは表示が替わらないので、CSSで青文字にした。 ■タイトル まずタイトルにある、無断引用という表現である。そもそも「引用」は、著作権者に無断で行う事が出来る。以下に文化庁のサイトに掲載されてい

    朝日新聞によるEM批判記事、への反論記事について検討する - Interdisciplinary
    powerbreathing
    powerbreathing 2012/07/28
    長文の解説。ありがとうございます。
  • 統合医療とRCT - Interdisciplinary

    id:NATROMさん 一応、専門家による専門家、という表現はあたらないかも知れないので訂正します。論文的なものがあったので、お知らせします。 統合医療の現状と課題(PDF) RCTとダブルブラインドテストの説明があって、その後に、統合医療の評価にRCTが向かない理由らしきものが書かれています。引用します。※改行は適宜修正 ランダム化と二重盲検によって主観性の排除と客観性の保持を担保し、プラセボによって真に薬効を持つ物質を同定するというのが RCT の基的なデザインである。 上でみたように、RCT を支える主たる二つの思想は、主観の排除と特定の効果を持つ物質の確定である。しかしながら、CAM 的治療の評価においてはこれら二つの考えはあまり役に立たない。というのも、一般にこれらの治療においては完全に主観を排除することは出来ないしまた特定の効果を持つとする治療技術を抽出することも難しいからで

    統合医療とRCT - Interdisciplinary