Leica M7, 35mm Biogon F2.0 @Sedona, AZ 先日、といってももう一月ほど前になるが、久しぶりに生の演劇を見た。新宿の紀伊國屋サザンシアターで、高峰譲吉博士の人生を描いたものだった(『サムライ 高峰譲吉』)。私の20年来の大切な友人の一人である串間保君が主演だった。帰国以来、随分バタバタしていて、なかなか見れていなかったのだが、久しぶりの観劇は串間君、他皆様の熱演、好演もあり、なかなか感慨深いものだった。それと共に、これほど志の高くそれを貫き通した日本人がこれほどの昔にいたことに感動を禁じ得なかった。 高峰譲吉、と聞いてこの人は何か、分かる人がいればなかなかの科学通である。 高峰博士は、私もこの劇を見て知ったのだが、今から150年以上前、黒船来航の翌年、嘉永7年(1854年)、明治になる直前に現在の富山県高岡*1で生まれ、金沢で育った。加賀藩の御典医の家に生
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