パナソニックは11月28日、パナソニック セミコンダクターソリューションズ(PSCS)を中心に行ってきた半導体事業を台湾Winbond Electronics傘下のNuvoton Technologyに譲渡すること、ならびに同社との間で株式資産譲渡契約を締結することを決定したと発表した。 同社の半導体事業は、かつては家電などの高性能化に向けたSoCなどの設計、製造を中心に行っていたが、近年はそうした家電分野から車載・産業分野へと軸足をシフトさせ、併せて製造される半導体もロジックなどのデジタルから、アナログやイメージセンサへと変更。システムLSIの設計事業を富士通セミコンダクターと事業統合したソシオネクストとして切り出していたほか、ロジックの製造を担っていた主力3工場(新井、魚津、砺波)をタワーセミコンダクター(タワージャズ)との合弁会社「パナソニック・タワージャズ セミコンダクター(TPS